2015年4月 - 2018年3月
精巣、副甲状腺に強く発現する新規遺伝子による精子分化機構の解明
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
研究代表者が以前ラット二次性副甲状腺亢進症モデルより、過形成副甲状腺に特異的に発現する遺伝子を数個見つけクローニングした遺伝子の一つKANSL1-L(KAT8 Regulatory NSL Complex Subunit 1-Like)KOマウスの作製をおこなった。そのKANSL1-LKOマウスのフェノタイプは野生型のマウスと比較して優位に精巣が4,9週齢において小さく、精子形成を認めず、KANSL1-L遺伝子は精子分化に重要な分子であり、今回の研究で第一減数分裂に関わるHlf3およびCcna1分子を制御し、ディプロテン期以降に必要な分子で、精子形成に重要な役割を担っていることが証明された。
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- 課題番号 : 15K10653
- 体系的課題番号 : JP15K10653