電子ビーム溶接した11Crフェライト/マルテンサイト鋼と316鋼の異材溶接部の引張特性に及ぼす熱時効の影響評価
5th International Workshop on Structural Materials for Innovative Nuclear Systems (SMINS-5)
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- 開催年月日
- 2019年7月
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 国・地域
- 日本
高速炉用ラッパ管として開発された11Crマルテンサイト鋼(PNC-FMS)を使用するためには、オーステナイト鋼との異材溶接技術が必要になる。燃料集合体の異材接合部には照射の影響が少ない炉心から離れた個所を想定している。そのため、照射の影響よりむしろ熱時効の影響が支配因子となる。そのため、原子力機構では、電子ビーム溶接を実施した異材溶接材を9万時間まで熱時効試験を実施している。今回は、3万時間まで熱時効試験した異材溶接部のミニチュア引張試験、硬さ試験等から熱時効の影響を評価した結果を報告する。