小倉百人一首日誌
86,嘆けとて月やは物を思はするかこち顔なるわが涙かな,西行
86,嘆けとて月やは物を思はするかこち顔なるわが涙かな,西行,山家集・千載集
「月前恋といへる心をよめる」
「亡き人に詫言はかけて煩ふも己が心の鬼にやはあらぬ 紫式部 紫式部集」
「月見れば千々に物こそ哀しけれわが身一つの秋にはあらねど 大江千里 古今集」
ps.
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86,嘆けとて月やは物を思はするかこち顔なるわが涙かな,西行,山家集・千載集
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99,人も惜し人も恨めしあぢきなく世を思ふゆゑに物思ふ身は,後鳥羽院
99, 人も惜し 人も恨めしあぢきなく世を思ふゆゑに物思ふ身は,後鳥羽院,御集
五人百首
述懐五首
人心恨み詫びぬる袖の上をあはれとや思ふ山の端の月
いかにせむ三十余りの初霜をうち払ふ程になりにけるかな
憂き世厭ふ思ひは年ぞ積もりぬる富士の煙の夕暮れの空
かくしつつ背かん世まで忘るなよ天照る影の有明の月
ps.
<この稿は書きかけです。順次追記しています。>
99, 人も惜し 人も恨めしあぢきなく世を思ふゆゑに物思ふ身は,後鳥羽院,御集#和歌 #返歌 http://bit.ly/1ns4Mqk #短歌 #tanka #小倉百人一首 一覧作成開始 http://bit.ly/1nggaFc
今昔秀歌百撰 も合わせてご覧いただけると幸いです。
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小倉百人一首一覧
小倉百人一首の資料一覧
解説者の欄は、解説のほか、関連する歌を歌った人の名前が入ることもあります。
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62(22).夜をこめて鳥の空音は謀るともよに逢坂の関はゆるさじ
62, 夜をこめて鳥の空音は謀るともよに逢坂の関はゆるさじ, 清少納言, 枕草子・後拾遺和歌集 雑二
鳥のそら音 中国の孟嘗君の故事 鶏鳴狗盗
逢坂は人越えやすき関なれば鳥も鳴かぬにあけて待つとか 藤原行成
人知れぬ身はいそげども年を経てなど越えがたき逢坂の関 藤原伊尹 後撰和歌集 恋三
清少納言 (コレクション日本歌人選) 読書案内の一覧は下記
ps.
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鳥のそら音 中国の孟嘗君の故事 鶏鳴狗盗
逢坂は人越えやすき関なれば鳥も鳴かぬにあけて待つとか 藤原行成
人知れぬ身はいそげども年を経てなど越えがたき逢坂の関 藤原伊尹 後撰和歌集 恋三
清少納言 (コレクション日本歌人選) 読書案内の一覧は下記
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<この稿は書きかけです。順次追記しています。>
62, 夜をこめて鳥の空音は謀るともよに逢坂の関はゆるさじ, 清少納言, 枕草子#和歌 #返歌 箱根関函谷関も物ならず不破の関では雪で不通に http://bit.ly/1ns4Mqk #短歌 #tanka #小倉百人一首 一覧作成開始 http://bit.ly/1nggaFc
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17ちはやぶる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは,在原業平
17ちはやぶる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは,在原業平
1番目に解説している。
古今和歌集秋歌下二九四
「詞書」「この歌にはそれがない」
「この歌の一首前にある素性の歌には、二条后が、春宮の御息所と申し上げていた時に、竜田川に紅葉が流れている図柄が描いてある屏風をもとにして詠んだという詞書がある。勅撰和歌集の歌は、作者、詞書が何も記されていない場合は、前の歌に准ずるという原則があるから、この歌もそう考えてよい。」
もみぢ葉の流れてとまる水門には紅深き浪や立つらむ 素性
「竜田川のほとりで、実景を見て詠んだもの」「作り直した可能性が高い。」
ps.
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1番目に解説している。
古今和歌集秋歌下二九四
「詞書」「この歌にはそれがない」
「この歌の一首前にある素性の歌には、二条后が、春宮の御息所と申し上げていた時に、竜田川に紅葉が流れている図柄が描いてある屏風をもとにして詠んだという詞書がある。勅撰和歌集の歌は、作者、詞書が何も記されていない場合は、前の歌に准ずるという原則があるから、この歌もそう考えてよい。」
もみぢ葉の流れてとまる水門には紅深き浪や立つらむ 素性
「竜田川のほとりで、実景を見て詠んだもの」「作り直した可能性が高い。」
ps.
<この稿は書きかけです。順次追記しています。>
ちはやぶる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは#在原業平#和歌#返歌 生駒川平群・竜田と初瀬川葛城佐保曽我富雄大和に http://bit.ly/1K3KiOw #短歌#tanka#小倉百人一首 一覧作成開始 http://bit.ly/1nggaFc
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6.鵲の 渡せる橋に 置く霜の白きを見れば 夜ぞ更けにける, 中納言家持,
6.鵲の 渡せる橋に 置く霜の白きを見れば 夜ぞ更けにける, 中納言家持,
万葉集に掲載がなく、コレクション日本歌人選「大伴家持」にも紹介がない。
新古今集 冬 六二〇
「ちょっと差がつく百人一首講座 六」
万葉集に掲載がなく、コレクション日本歌人選「大伴家持」にも紹介がない。
新古今集 冬 六二〇
「ちょっと差がつく百人一首講座 六」
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56.和泉あらざらむこの世のほかの思ひ出にいまひとたびの逢ふこともがな
56.和泉式部 あらざらむ この世のほかの 思ひ出にいまひとたびの 逢ふこともがな, 御拾遺和歌集・恋三・七六三、和泉式部集七四四
という表記で掲載。
ps.
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22,あらざらむ この世のほかの 思ひ出にいまひとたびの 逢ふこともがな, 御拾遺和歌集, 和泉式部 #和歌 #返歌
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35.紀貫之 人はいさ 心も知らず ふるさとは花ぞ昔の 香に匂ひける
小倉百人一首
05 人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香ににほひける
35.紀貫之 人はいさ 心も知らず ふるさとは花ぞ昔の 香に匂ひける, 古今和歌集・春歌上・四二
今昔秀歌百撰 (27さくら花とくちりぬともおもほえずひとの心ぞ風もふきあへぬ )での解説
田島眞紀子
「久々にある人の家を訪ねた際、自分の無沙汰を相手に攻められた貫之は、家の庭に咲く梅を見て、人の心の移ろいやすさと自然の不變とをこの歌で對照的に表した。」
<参考>
05 人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香ににほひける
「宿の主」
花だにも同じ昔に咲くものを植ゑたる人の心知らなむ 貫之集雑部
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98風そよぐ 楢の小川の夕暮は御禊ぞ夏のしるしなりける,家隆
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