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日誌

愛国百人一首日誌

愛国百人一首 川田順

愛国百人一首


川田順

大葉子―韓国の城の上に立ちて大葉子は領巾振らすも日本へ向きて
柿本人麻呂―大君は神にしませば天雲の雷の上に廬せるかも
小野老―青丹よし奈良の京は咲く花の匂ふが如く今さかりなり
笠金村―もののふの臣の壮士は大君の任のまにまに聞くといふものぞ
大伴旅人―八隅知わが大君の御食国は大和もここも同じとぞ思ふ
高橋虫麻呂―千万の軍なりとも言挙げせずとりて来ぬべきをのことぞ思ふ
海犬養岡麻呂―み民われ生けるしるしあり天地の栄ゆる時にあへらく思へば
雪宅麻呂―大君のみことかしこみ大船の行きのまにまに宿りするかも
橘諸兄―ふる雪の白髪までに大君に仕へまつればたふとくもあるか
大伴家持―敷島の日本の国にあきらけき名に負ふ伴の緒こころつとめよ〔ほか〕
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