Presentations

Dec 3, 2017

持続可能な地域社会の運営に資するエコツーリズムの課題―エコツーリズム推進法認定地域調査に基づく試論―

第32回日本観光研究学会全国大会
  • 海津ゆりえ

Language
Japanese
Presentation type
Oral presentation (general)
Organizer
日本観光研究学会

地域社会の外的・内的環境の変化や観光の解釈の変化に伴って、いわゆる「地域主導型観光」への期待は高まりつつある。日本で取り組みが始まって25年以上が経過したエコツーリズムは、エコツーリズム推進法(2008施行)の存在もあって、地域づくりと関わりの深い観光として理解され、地域で一定の役割を担うようになってきた。一方でその成果や課題を評価して、より良い地域社会の運営に資することが求められる。本論文は12の推進法認定地域の全体構想のレビューと個別調査をもとに、地域とエコツーリズムの関わりについての中間総括を行い、いくつかの提言を行った。