共同研究・競争的資金等の研究課題

2013年4月 - 2016年3月

有用樹栽培がもたらす熱帯泥炭地開拓のダイナミズム:マラッカ海峡周辺地域を対象に

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
25360009
体系的課題番号
JP25360009
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
2,990,000円
(直接経費)
2,300,000円
(間接経費)
690,000円

インドネシア、スマトラ東岸は広大な熱帯泥炭地で構成される。泥炭地の特殊な地質条件のために人間活動は制約されてきたが、有用樹栽培により徐々に開墾が進んてきた。栽培樹木からの産物は商品としてマレー半島やシンガポールに運ばれ、その生産・流通・消費にはさまざまな民族、国家、市場、制度が関係してきたように、スマトラ東岸の村落社会はマラッカ海峡周辺地域との関係のなかでとらえる必要がある。本研究では、19世紀後半から現在までを射程に、有用樹栽培が海峡周辺地域間の社会経済的関係を背景に変容してきたことと関連づけながら、スマトラ東岸における泥炭地開拓の動態を描き出すことを目指した。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-25360009
ID情報
  • 課題番号 : 25360009
  • 体系的課題番号 : JP25360009