2015年
水中運動が閉経後女性の骨代謝マーカー及び骨密度に及ぼす影響に関する縦断的研究
日本水泳・水中運動学会2015年次大会論文集
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- 開始ページ
- 1500
- 終了ページ
- 155
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
閉経後における骨粗鬆症の運動療法や予防戦略を検討するため、水中運動を継続している閉経後女性の大腿骨近位部および腰椎の骨密度と水中運動前後の骨代謝マーカーの測定を行った。骨密度と骨代謝マーカーの経年的な検討から、水中運動後は、BAPおよびP1NPの血中濃度が高まることが認められた。水中運動は大腿骨近位部や腰椎の海綿骨優位な領域での骨基質タンパク質合成に影響を与え、閉経後の骨密度減少の抑制に寄与することを明らかにした。