2014年4月 - 2017年3月
高齢者メタボリック症候群における遺伝子発現制御機構の解明
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
ADAR遺伝子多型”rs280553(A/G)”は70±1歳の高齢者において血清中性脂肪(TG)値、メタボリック症候群(Mets)における脂質異常基準(TG>150mg/dlおよび/またはHDL<40mg/dl)と有意に関連し、その3年後(73歳時)には血清TG値、血清HDL値、Metsにおける脂質異常基準と有意に関連していた。rs2805533のGアレルを持つ群で脂質異常症のリスクが高く、脂質異常症治療の有無で補正した多変量解析においてrs2805533は70歳~73歳の3年間のHDL変化(ΔHDL)と有意に関連しAA+AG群よりもGG群で有意に血清HDLが低下していた。
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- 課題番号 : 26460905
- 体系的課題番号 : JP26460905