2018年8月
X線ラジオグラフィによる粒子充填層における空隙およびボイド率分布の評価
Nuclear Engineering and Design
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- 巻
- 334
- 号
- 開始ページ
- 90
- 終了ページ
- 95
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.1016/j.nucengdes.2018.05.003
多孔質媒体を通過する二相流を理解することは、軽水炉のみならずナトリウム冷却高速炉を対象としたシビアアクシデント解析コードを開発する上でも必要なことである。ナトリウム冷却高速炉の炉心損傷事故時には溶融燃料と冷却材が相互作用した結果として、多孔質状のデブリベッド内で気液二相流が形成されると考えられる。このような多孔質媒体中における二相流場の特性を明らかにするためには、局所的な空隙率とその分布を把握することが重要である。本研究では、X線ラジオグラフィを用いて球体充填層内における局所空隙率を測定するとともに、その径方向分布を評価し、従来の空隙率モデルと比較した。さらに、球体充填層内を通過する空気と水の二相流におけるボイド率の径方向分布を得た。
- リンク情報
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- DOI
- https://doi.org/10.1016/j.nucengdes.2018.05.003
- URL
- https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5062467
- Scopus
- https://www.scopus.com/inward/record.uri?partnerID=HzOxMe3b&scp=85047080000&origin=inward
- Scopus Citedby
- https://www.scopus.com/inward/citedby.uri?partnerID=HzOxMe3b&scp=85047080000&origin=inward
- ID情報
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- DOI : 10.1016/j.nucengdes.2018.05.003
- ISSN : 0029-5493
- SCOPUS ID : 85047080000