金子祐樹 (Yuki Kaneko) - マイポータル

基本情報

学位: 修士（地域研究）(2003年3月筑波大学)
博士（文化交渉学）(2025年3月関西大学)

J-GLOBAL ID: 201501029418582425
researchmap会員ID: B000244909

研究分野

学歴

2025年3月 - 2025年3月

関西大学, 大学院東アジア文化研究科, 文化交渉学専攻（論文博士）
2007年4月 - 2012年3月

大阪市立大学, 大学院文学研究科, 後期博士課程アジア都市文化学専攻
2000年4月 - 2003年3月

筑波大学, 大学院修士課程地域研究研究科, 地域研究専攻東アジア研究コース

委員歴

受賞

2020年7月

優秀授業事例選定, 日本語練習1, 東国大学校WISEキャンパス

金子祐樹

論文

『東国新続三綱行実図』の記事連関分析

金子祐樹

韓国文化研究 (15) 21-49 2025年8月31日査読有り
『東国新続三綱行実図』研究～儒教思想に基づく徳行者像の政治的創作と倭乱後朝鮮における徳行記述の諸相～

金子祐樹

関西大学博士（文化交渉学）学位論文 2025年3月21日
日本における古典文学と道徳文化 / 일본에서의 고전문학과 도덕문화

金子祐樹

第12回釜山国際文学祭（講演論文集）/ 제12회 부산국제문학제 (강연논문집) 212-247 2023年6月28日招待有り
403

『全一道人』에 있어서의 '服喪'의 번역문화론적 연구（『全一道人』における「服喪」句の翻訳文化論的研究）

金子祐樹

古典翻訳研究 (12) 419-454 2021年12月31日査読有り
237

異文化理解教材としての『全一道人』小考―韓語通詞養成用教材としてのその適性―

金子祐樹

日本文化学報 (81) 477-496 2019年5月査読有り
雨森芳洲の見た通詞と朝鮮国―『たはれくさ』と『交隣提醒』から一考した『全一道人』編纂の動機と意図―

金子祐樹

異文化交流国際学術研討会論文集 (2018年号) 44-55 2018年3月査読有り
『全一道人』孝部と英祖改訳『三綱行実図』の諺解文比較と雨森芳洲の韓語日訳

金子祐樹

異文化交流国際学術研討会論文集 (2017年号) 50-56 2017年2月査読有り
『全一道人』孝部と『五倫行実図』の諺解文比較と雨森芳洲の韓語日訳―行実図系教化書との比較による『全一道人』の翻訳学的研究(2)

金子祐樹

異文化交流国際学術研討会論文集 (2016 年号) 68-79 2016年2月査読有り
『東国新続三綱行実図』「新続忠臣図」所載の倭乱以前事例と中国の忠臣像―行実図系における道德的人物像の受容に関する比較考察―

金子祐樹

Journal of Korean Culture (16) 2011年2月査読有り招待有り筆頭著者
忠観念の実践道徳的諸相をめぐる考察上の留意点―朝鮮役緖戰の記事を例として―

金子祐樹

Journal of Korean Culture (15) 2010年8月査読有り招待有り
36

행실도계(行實圖系) 교화서(敎化書)의 전개와 충행위(忠行爲)의 추이 : 17세기 초기의 관찬(官撰) 교화서 『동국신속삼강행실도(東國新續三綱行實圖)』의 분석을 통해［行実図系教化書の展開と忠行為の推移―『東国新続三綱行実図』の分析を通して］

金子祐樹

民族文化研究 (51) 525-579 2009年12月査読有り
『東国新続三綱行実図』第十八巻に見る忠臣像の変遷と東国人事例限定化との関連

金子祐樹

高麗美術館研究紀要 (6) 109-118 2008年11月
忠の人物像を観点とした『東国新続三網行実図』と『官刻孝義録』の比較研究

金子祐樹

Journal of Korean Culture (9) 241-281 2007年8月31日査読有り招待有り筆頭著者
韓日民衆敎化書의 比較硏究序說 - 『東國新續三綱行實圖』와 『官刻孝義錄』(日韓民衆教化書の比較研究序説―『東国新続三綱行実図』と『官刻孝義録』)

金子祐樹

한국문학과 동아시아 문화 지평（韓国文学と東アジア文化の地平） 124-132 2007年6月29日招待有り筆頭著者
20

朝鮮跪拝技法論の発生とその背景--「場としての祭祀」を観点とした朝鮮跪拝の一考察

金子祐樹

国際文化論集 (32) 151-195 2005年6月15日査読有り

MISC

現代の文化的相互主義と道徳文化理解―行実図の言説を素材に―

金子祐樹

国際シンポジウム兼第42回韓国文化学会研究会発表予稿集 74-81 2025年6月28日
古典文学に映る大衆文化ー『官刻孝義録』を中心にー

金子祐樹

韓国日語日文学会『2024年度冬季国際学術大会発表要旨集』 116-120 2024年12月21日
近代韓国と古典文学ー日本から見た「舶来」物の観点からー

金子祐樹

韓国日語日文学会『2024年度夏季国際学術大会発表要旨集』 129-133 2024年6月29日
『全一道人』から漏れたもの―人物伝集としての『全一道人』異考―

金子祐樹

韓国日語日文学会『2022年度冬季国際学術大会発表論文集』 143-146 2022年12月17日
人物伝集としての『全一道人』―文学的評価対象たることについての小考―

金子祐樹

韓国日語日文学会『2022年度夏季国際学術大会発表論文集』 125-129 2022年6月18日
アクセント教育導入初期段階の状況に関する報告―教材と学期終了後の授業評価から―

金子祐樹

韓国日語教育学会2021年度第39回国際学術大会発表要旨集 90-94 2021年4月24日
【翻訳】金允植（号：雲養）と日本人官僚・文人学者の詩文唱和について─『雲養集』所収『東槎謾吟』と『芝城山館納涼唱和集・輕妙唱和集』を中心に

魯耀翰, 金子祐樹

立命館アジア・日本研究学術年報 (1) 1-27 2020年6月30日
『全一道人』における服喪関連語彙の翻訳に関する基礎研究―行実図系教化書との比較による雨森芳洲の韓語日訳に関する一考察―

金子祐樹

韓国日本語学会第36回国際学術大会発表要旨集 133-138 2017年9月23日
【翻訳】白川先生の「興」研究と『杜律虞註』の「興」說について (白川静博士歿後十年企画国際シンポジウム「白川学の現在と展望」)

魯耀翰, 金子祐樹

立命館白川靜記念東洋文字文化研究所紀要 = Journal of the Shirakawa Shizuka Institute of Oriental Letters and Culture, Ritsumeikan (10) 27-51 2017年3月
『本朝忠臣伝』研究序説―その概要と関係人物について―

金子祐樹

韓国日語日文学会2014年度春季国際学術大会発表論文集 248-251 2014年4月19日

書籍等出版物

朝鮮時代ソウル都市史

野崎充彦, 金子祐樹 (担当:共訳) (原著:高東煥)

勉誠社 2024年2月 (ISBN: 9784585320395)
雨森芳洲の朝鮮語教科書―『全一道人』を読む

金子祐樹

平凡社 2023年11月 (ISBN: 9784582364712)
「新続忠臣図」―倭乱後朝鮮における理想的忠の群像

金子祐樹

風響社 2023年10月 (ISBN: 9784894898189)
日本京都大学図書館所蔵韓国典籍

鄭雨峰, 朴英敏, 金子祐樹, 他

国外所在文化財財団 2022年11月11日 (ISBN: 9791186625392)
「文」から「文学」へ : 東アジアの文学を見直す

河野, 貴美子, Denecke, Wiebke, 新川, 登亀男, 陣野, 英則 (担当:共訳, 範囲:沈慶昊(著)・金子祐樹(訳)、第一部第一章③韓国「近代以前の韓国における国家、社会と「文」」(pp.52-66)および第一部第三章③韓国「近代以前の韓国における知的活動と「文」」(pp.110-125)) (原著:沈慶昊)

勉誠出版 2019年5月 (ISBN: 9784585294931)
東アジアの都市構造と集団性 : 伝統都市から近代都市へ

井上, 徹, 仁木, 宏, 松浦, 恒雄 (担当:共訳, 範囲:高東煥(著)・金子祐樹(訳)、第2部第3章「朝鮮時代における都市の位階と都市文化の拡散」(pp.135-158)) (原著:高東煥)

清文堂出版 2016年3月 (ISBN: 9784792410537)
日韓の書誌学と古典籍

大高, 洋司, 陳, 捷 (担当:共訳, 範囲:奉成奇(著)・金子祐樹(訳)、第1部第2章「韓国古文献の基礎知識」の翻訳(pp.24-34)) (原著:奉成奇)

勉誠出版 2015年5月 (ISBN: 9784585226505)
周縁と中心の概念で読み解く東アジアの「越・韓・琉」 : 歴史学・考古学研究からの視座

西村, 昌也, 篠原, 啓方, 岡本, 弘道 (担当:共訳, 範囲:鄭多凾(著)・金子祐樹(訳)、第2部第2章「“小中華”の創出：15 世紀における朝鮮の女真族と対馬島に向けた「敬差官」の派遣を中心に」（pp.67-88）) (原著:鄭多凾)

関西大学文化交渉学教育研究拠点 (ICIS) 2012年3月 (ISBN: 9784990621315)
陵墓からみた東アジア諸国の位相 : 朝鮮王陵とその周縁

篠原啓方 (担当:共訳, 範囲:韓亨周(著)・金子祐樹(訳)、第一部第二章「朝鮮初期における王陵祭祀の整備と運営」(pp.27-44)) (原著:韓亨周)

関西大学文化交渉学教育研究拠点 (ICIS) 2011年12月 (ISBN: 9784990516468)

講演・口頭発表等

【司会】現代韓国朝鮮学会第26回研究大会［韓国社会分科会］

【司会】金子祐樹

現代韓国朝鮮学会第26回研究大会招待有り
現代の文化的相互主義と道徳文化理解―行実図の言説を素材に―

金子祐樹

国際シンポジウム兼第42回韓国文化学会研究会 2025年6月28日
【討論】朝鮮における解放政局とスポーツ：スポーツ関係者らの解放とスポーツ組織の再編

発表者, 金誠, 札幌大学教授, 討論者, 金子祐樹

現代韓国朝鮮学会第29回定例研究会 2025年5月24日招待有り
古典文学に映る大衆文化ー『官刻孝義録』を中心にー

金子祐樹

2024年度韓国日語日文学会冬季国際学術大会 2024年12月21日
近代韓国と古典文学―日本から見た「舶来」物の観点から―

金子祐樹

韓国日語日文学会2024年夏季国際学術大会 2024年6月29日
日本における古典文学と道徳文化 / 일본에서의 고전문학과 도덕문화

金子祐樹(카네코유우키)

第12回釜山国際文学祭(제12회 부산국제문학제) 2023年6月30日招待有り
【講演】日本型CSRの概要とその由来

金子祐樹

明知大学校「アジア共同体と経済・文化」講演 2023年4月11日招待有り
『全一道人』から漏れたもの ―人物伝集としての『全一道人』異考―

金子祐樹

韓国日語日文学会2022年冬季国際学術大会 2022年12月17日
国と文化を背負って - 申維翰『海遊録』の視点から垣間見た通訳の姿 -

金子祐樹

韓國日本文化學會第62回國際學術大會 2022年9月24日
現代行実図考

金子祐樹

第12回韓国文化学会及び総会 2022年9月17日
人物伝集としての『全一道人』―文学的評価対象たることについての小考―

金子祐樹

韓国日語日文学会2022年夏季国際学術大会 2022年6月18日
比較文化の体現者―申維翰『海遊録』の視点から垣間見た通訳の姿―

金子祐樹

韓国日本研究総連合会第10回国際学術大会 2022年4月
文学作品としての『全一道人』―文学的基礎特徴についての小考―

金子祐樹

韓国日語日文学会2021年冬季国際学術大会 2021年12月
『全一道人』における服喪関連語彙の翻訳に関する基礎研究(3)―対馬方言を手掛かりとした対馬葬喪禮翻訳の一考察―

金子祐樹

韓国日本語学会第43・44回国際学術発表大会 2021年9月
アクセント教育導入初期段階の状況に関する報告―教材と学期終了後の授業評価から―

金子祐樹

韓国日語教育学会2021年度第39回国際学術大会 2021年4月
『全一道人』における服喪関連語彙の翻訳に関する基礎研究(続) ―訓読文 · 諺解文との比較による雨森芳洲の韓語日訳に関する一考察―

金子祐樹

韓国日本語学会第40回国際学術発表大会 2019年9月
【講演】일본의 비즈니스문화 -일본형: "삼방 잘 됨"과 "기업은 사회의 공기"(日本のビジネス文化 ―日本型CSR：「三方よし」と「企業は社会の公器」―)

金子祐樹

明知大学校「アジア共同体と経済・文化」招請講演 2019年5月21日招待有り
江戸時代に読まれた孝子像と『全一道人』孝部―韓語通詞養成用教科書を通した孝文化理解に関する一考察―

金子祐樹

韓国日本研究総連合会第8回国際学術大会・シンポジウム 2019年4月
雨森芳洲の儒教道徳教訓書観―『全一道人』選定との関わりから―

金子祐樹

第12回国際日本語教育及び日本研究シンポジウム 2018年12月
雨森芳洲『全一道人』に関する一考察―江戸時代の日本人に向けた異文化教材としての内容検証：「孝」を基軸に―

金子祐樹

韓国日本文化学会第55回国際学術大会 2018年9月

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主要な担当経験のある科目(授業)

2021年3月 - 現在

日本語会話5(日韓通訳基礎) (東国大学校WISEキャンパス人文大学グローバル語文学部日語日文学専攻)
2020年9月 - 現在

日本語会話6(日韓通訳応用) (東国大学校WISEキャンパス人文大学グローバル語文学部日語日文学専攻)
2019年9月 - 2020年12月

日本の文学と映画 (東国大学校WISEキャンパス人文大学グローバル語文学部日語日文学専攻)
2020年3月 - 2020年6月

メディア日本語 (東国大学校WISEキャンパス人文大学グローバル語文学部日語日文学専攻)
2018年8月 - 2018年12月

時事日本語 (南ソウル大学校グローバル商経大学グローバル地域文化学部日本地域専攻)
2016年9月 - 2017年2月

国際通商・貿易日本語 (国立ハンバッ大学校人文社会大学日本語科)
2016年9月 - 2017年2月

日本語と情報処理 (国立ハンバッ大学校人文社会大学日本語科)

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所属学協会

2022年3月 - 現在

韓国文化学会
2021年12月 - 現在

韓国古典翻訳学会
2018年3月 - 現在

韓国日本文化学会
2005年2月 - 現在

朝鮮学会
1997年5月 - 現在

朝鮮史研究会

主要な共同研究・競争的資金等の研究課題

朝鮮時代ソウル都市史翻訳

韓国文学翻訳院海外出版社翻訳出版支援事業翻訳（学術書） - 2024年2月

野崎充彦, 金子祐樹
日本古典籍における表記情報学の発展的研究：「表記の文化学」チーム

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(A) 基盤研究(A) 2014年4月 - 2017年3月

今西裕一郎, 神作研一, 落合博志, 入口敦志, 小山順子, 陳捷, 田中大士
朝鮮前期士大夫の民族文化観形成ー対外・対内経験との関わりから

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 基盤研究(C) 2013年4月 - 2016年3月

野崎充彦
17世紀初頭の朝鮮における道徳観念の諸相―共時的考察を中心に

日本学術振興会頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム 2012年3月 - 2014年2月
近世朝鮮儒者の民族アイデンテティーをめぐる言説-東アジア諸地域との対比から

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 基盤研究(C) 2010年 - 2012年

野崎充彦, 高坂史朗
17世紀初頭の朝鮮における道徳観念の諸相－官撰教化書と「伝」資料を中心に－

松下国際財団(現：松下幸之助記念志財団) 松下国際スカラシップ（現：松下幸之助国際スカラシップ） 2009年4月 - 2011年3月

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