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査読有り
2019年12月

【周産期相談310 お母さんへの回答マニュアル 第3版】産科編 妊娠中期 妊娠高血圧症候群について教えてください

周産期医学
  • 田中 幹二

49
増刊
開始ページ
152
終了ページ
155
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)東京医学社

<回答のポイント>1)妊娠高血圧症候群のリスク因子には、初産、35歳以上、高血圧家族歴、腎疾患、糖尿病、肥満などがある。2)母体合併症としては常位胎盤早期剥離、子癇、脳卒中、HELLP症候群、腎機能障害など、また児は胎児発育不全、胎児機能不全などのリスクが高まる。3)早期発見のため妊婦健診をきちんと受診し、血圧と尿検査を受けることが重要である。4)治療には食事療法や降圧薬療法などがあるが、最終的には妊娠終了が必要となる。5)将来的に生活習慣病のリスクが高まることが知られており、定期的なフォローが望まれる。(著者抄録)

ID情報
  • ISSN : 0386-9881
  • 医中誌Web ID : 2020088285

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