桑島薫 (KAORU KUWAJIMA) - マイポータル - researchmap

基本情報

所属: 名城大学経営学部国際経営学科教授

学位: 博士（学術）(2012年12月東京大学)

researchmap会員ID: R000023491

研究キーワード

1

文化人類学、ジェンダー、女性に対する暴力、親密性、保護施設、居場所、若年女性、英語コミュニケーション

主要な研究分野

2

人文・社会 / 文化人類学、民俗学 / 女性に対する暴力、社会的保護、親密性、共同性

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経歴

11

2023年4月 - 現在

名城大学, 経営学部国際経営学科, 教授
2016年4月 - 現在

名城大学, 経営学部国際経営学科, 准教授
2017年11月 - 2018年8月

愛知県立大学, 非常勤講師
2015年4月 - 2016年3月

埼玉県立大学, 非常勤講師
2015年4月 - 2016年3月

亜細亜大学, 法学部, 非常勤講師
2014年4月 - 2014年8月

埼玉大学, 教養学部, 非常勤講師
2003年4月 - 2013年3月

湘南工科大学, 工学部, 非常勤講師
2011年4月 - 2011年8月

成蹊大学, 文学部国際文化学科, 非常勤講師
2010年4月 - 2010年8月

成城大学, 社会イノベーション学部, 非常勤講師
2006年9月 - 2007年3月

愛知県立大学, 文学部社会福祉学科, 非常勤講師
1993年6月 - 2003年3月

財団法人横浜市女性協会（現・横浜市男女共同参画推進協会）

学歴

5

2005年4月 - 2012年3月

東京大学大学院, 総合文化研究科, 超域文化科学専攻
2003年4月 - 2005年3月

一橋大学大学院, 社会学研究科, 総合社会科学専攻
1988年 - 1990年

シカゴ大学大学院, 社会学研究科
1983年4月 - 1987年3月

国際基督教大学, 教養学部, 語学科
1985年 - 1986年

オンタリオ州立ウィンザー大学

委員歴

4

2023年4月 - 2025年3月

名古屋市男女平等参画審議会委員
2021年4月 - 2023年3月

名古屋市男女平等参画審議会委員
2022年2月 - 2022年3月

名古屋市役所スポーツ市民局市民生活部男女平等参画推進室, 名古屋市の困難を抱える女性のつながりサポート業務委託事業者評価委員
2006年4月 - 2007年3月

名古屋市配偶者暴力相談支援センター構想委員会, 構想委員

論文

15

狭間を探求する――日本の人類学DV研究が捉える家父長制の具現化と暴力の痕跡

桑島薫

文化人類学 88(4) 2024年3月査読有り
経営学部学生への調査からみえる英語学習の課題―ニーズ・動機・仕事の３点から考える

桑島薫, 山口佐和子

名城大学教育年報 18 31-38 2024年3月筆頭著者
The Effects of Infographics on Enhancing Language Learning Outcomes and Motivation in a Japanese EFL Context

ウー・モンジャオ, 桑島薫

Vol. 6(No. 4) 1-27 2022年12月査読有り
道具化された文化 - 語用論「謝罪のストラテジー」研究における「文化」の位置づけに関する文化人類学的考察

桑島薫

名城大学人文紀要 58(2) 55-69 2022年12月
Domestic Violence Victims as Social Welfare Recipients: a critical analysis of the implementation of Domestic Violence policy at the local level

Kaoru Kuwajima

名城大学人文紀要 57(2) 19-29 2021年12月
The Impact of Culture, Social Distance, and Language Proficiency on Apology Strategies among Chinese and Arabic ESL Learners

モンジャオ・ウー, 水口小百合, 桑島薫

名城論叢 22(2・3) 65-86 2021年11月
When Sexual Violence Strikes within the Sanctity of Marriage: Japanese Society's Invisible Problem

桑島薫

名城論叢 20(3) 145-156 2020年3月
日本のワーク・ライフ・バランス政策が抱える問題点ー先行研究レビューをもとにした整理と人類学的立場からの所感ー

桑島薫

名城論叢 18(4) 121-129 2018年3月
人権をめぐる人類学議論における「寛容」と「差異」の再定義ーアメリカ人類学の理論的展開を追うー

桑島薫

名城論叢第18巻(第1号) 65-75 2017年7月
人権実践に関する人類学的研究－日本におけるドメスティック・バイオレンス被害者支援を例に

桑島薫

博士論文 2012年12月査読有り
プロセスとしての「自己決定」－暴力被害女性の一時保護支援の場から

桑島薫

東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻「超域文化科学紀要」第１６号 Vol.16(16) 29-47 2011年11月査読有り
ドメスティック・バイオレンスを捉える人類学視点

桑島薫

一橋大学社会学研究科「くにたち人類学研究」Ｖｏｌ.３ Vol. 3 47-68 2008年5月
ドメスティック・バイオレンスと伝統主義－アメリカ先住民コミュニティにおける援助者のＤＶ解釈枠組み

桑島薫

国際ジェンダー学会「国際ジェンダー学会誌」第４号 Vol. 4 81-103 2006年12月査読有り
アメリカ・インディアン・コミュニティにおける「伝統主義的ＤＶ言説」の一考察－植民地主義告発、伝統回復、主権確立を目指す語りのパターン

桑島薫

一橋大学（修士論文） 2005年3月査読有り
Ｓocial Adjustment Patterns of Japanese Housewives in Chicago Suburbs

桑島薫

シカゴ大学（修士論文） 1990年6月査読有り

MISC

4

居場所に潜在する生への原動力

桑島薫

季刊公的扶助研究 (276) 6-9 2025年1月招待有り
書評：『母と子の未来へのまなざし母子生活支援施設カサ・デ・サンタマリアの25年』（宮下慧子・須藤八千代編著へウレーカ 2021年）

桑島薫

中部社会福祉学研究 (第13号) 125-130 2022年3月招待有り
書評：DVの実態をプロセスのなかで捉える

桑島薫

図書新聞 (3468) 2020年10月24日
書評：男性優位かつ男性支配的な日本社会の変革を要求する

桑島薫

図書新聞 (3411) 2019年8月10日

主要な書籍等出版物

12

Intimate Japan - Ethnographies of Closeness and Conflict （現代日本にみる親密性 - 親しさと葛藤のエスノグラフィ）

桑島薫 (担当:分担執筆)

2018年10月

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講演・口頭発表等

20

家族から排除された女性たちー「居場所」の人類学からの報告

桑島薫

第35回日本家族社会学会大会 2025年9月7日招待有り
家に帰りたくない少女たち〜居場所の人類学研究に向けて

桑島薫

中部人類談話会第273回例会 2025年2月23日
ケア,暴力,親密性:侵食する欲望

桑島薫

国立民族学博物館共同研究会「心配と係り合いについての人類学的探求」 2022年2月20日
日本の「ワーク・ライフ・バランス」をめぐる政策と取り組みの問題点―文献レビューをもとに

日本文化人類学会第51回研究大会 2017年5月28日日本文化人類学会
Using Infographics as a Teaching Tool in EFL Classes

TESOL 2017 International Convention & English Language Expo 2017年3月 TESOL International Association
社会的排除と包摂のはざまで − 保護施設運営からみえる女性の貧困

桑島薫

名城大学経済・経営学会 2016年12月15日名城大学経済・経営学会
"Nowhere Else to Go" A Trans-Historical View on Women's Experiences Based on Women's Protection Facility Cases, Ikuno Gakuen

桑島薫

Anthropology of Japan in Japan 2016 Fall Meeting 2016年11月26日 Anthropology of Japan in Japan
生活史からとらえる日本の単身女性の暮らしと社会経済変化

桑島薫

第102回現代人類学研究会 2014年12月20日東京大学現代人類学研究会
Anthropological Study of Human Rights Practices: Cases of a Temporary Protection Site for Domestic Violence Victims in Japan

桑島薫

American Anthropological Association 112th Annual Meeting 2013年12月 American Anthropological Association
人権をめぐる実践－日本におけるＤＶ被害者を例に

桑島薫

山下晋司教授退職記念シンポジウム「『新しい地球』の生き方 2013年3月8日
Ｖisualizing the Private Lives of Women:through interactions between individuals and public support systems for domestic

桑島薫

第72回現代人類学研究会（英語で発表） 2010年7月31日東京大学現代人類学研究会
「危険」の回避から「危険」の解除への転換可能性－暴力被害女性のための支援現場の実践を手がかりに

桑島薫

リスク・不確実性および未来についての人類学的研究 2009年11月7日国立民族学博物館共同研究会
シェルターにおけるＤＶ被害者支援実践：文化人類学的アプローチ

桑島薫

国際ジェンダー学会2009年大会 2009年9月13日国際ジェンダー学会
日本における人権実践の人類学的研究－ドメスティック・バイオレンスを例として

桑島薫

第43回日本文化人類学会研究大会 2009年5月30日日本文化人類学会
Current State of Domestic Violence and Responses in Japan : A Study of National Policy, Local Implementation, and Individual Casework

桑島薫

American Anthropological Association 107th annual Meeting 2008年11月19日 American Anthropological Association
Implementation of Domestic Violence Policy in Japan: Gaps and Limits

桑島薫

Anthropology of Japan in Japan 11th Annual Fall Conference 2008年11月 Anthropology of Japan in Japan
女性に対する暴力

桑島薫

気づこう知ろう水面下の暴力 2008年10月11日ユニフェムよこはま
Domestic Violence in Japan and Job Identity Formation of Fujin-sodan-ins (Women Social Case-workers) : Cases in Yokohama and Nagoya

桑島薫

Anthropology of Japan in Japan 10th Annual Fall Conference 2007年11月 Anthropology of Japan in Japan
ドメスティック・バイオレンスに関する伝統主義の語り－アメリカ・インディアン・コミュニティにおけるネイティブ援助者の言説事例

桑島薫

第34回現代人類学研究会 2005年7月
アメリカ・インディアン・コミュニティにおける「伝統主義的ＤＶ言説」の一考察－植民地主義告発、伝統回復、主義確立を目指す語りのパターン

桑島薫

第34回日本文化人類学会関東地区研究懇談会・博士論文修士論文は発表会 2005年3月

担当経験のある科目(授業)

7

共同研究・競争的資金等の研究課題

4

居場所の人類学：現象学と場所論で捉えるジェンダー・格差・トランジションの交差

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2025年4月 - 2028年3月

森口岳、Golovina Ksenia、土井清美、友松夕香、平野邦輔
保護施設の人類学 - 社会的保護から捉えるポスト家族の可能性

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 基盤研究(C) 2020年4月 - 2023年3月

山口薫
ハラスメント問題に対応するソーシャルワーカー養成のための集学的研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 基盤研究(C) 2018年4月 - 2021年3月

中澤未美子, 徳広圭子, 坂野剛崇, 松尾かずな, 和田尚子, 銭本隆行, 山口薫
婦人保護施設から見た戦後日本の女性の貧困――貧困概念の再定義に向けて

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 基盤研究(B) 2015年4月 - 2018年3月

古久保さくら, 丸山里美, 高松里江, 須藤八千代, 山口薫, 茶園敏美, 小川裕子