2010年 - 2011年
サルコペニアにおける腸内細菌の役割
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
サルコペニアには単に骨格筋の廃用性萎縮だけではなく加齢にともなう消化吸収機能や腸内フローラの変化が寄与するという仮説を検証することを目的とした。震災の影響により高齢マウスおよびTLRノックアウトマウスの使用ができなくなったが、腸内細菌の除去が廃用性萎縮からの回復を著しく遅延させることを見いだした。ペプチドグリカンの経口投与は腸内細菌除去による骨格筋の損傷からの回復遅延を防ぐことはできなかった。
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- 課題番号 : 22650161
- 体系的課題番号 : JP22650161