共同研究・競争的資金等の研究課題

2009年 - 2011年

戦後日本における内政体制の研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(A)  基盤研究(A)

課題番号
21243036
体系的課題番号
JP21243036
担当区分
連携研究者
配分額
(総額)
35,490,000円
(直接経費)
27,300,000円
(間接経費)
8,190,000円
資金種別
競争的資金

戦後内政の主要分野を、戦前期に内務省が専管した行政の諸分野に注目して、ひとつの統一的性格をもつものとして研究した。旧来、1947年の内務省解体は、連合国総司令部が強行した、否定的に評価されるべき事態として語られがちであった。しかし、その分割があったからこそ、その後の半世紀以上にわたる日本の福祉国家としての歩みが可能になったのである。すなわち、厚生行政、警察行政、建設行政、自治行政を担当する省庁の分立と発展、政策の複合による内政構造の拡大、深化である。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-21243036/21243036seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21243036
ID情報
  • 課題番号 : 21243036
  • 体系的課題番号 : JP21243036