副田 一穂

専門はシュルレアリスムの美術で、とりわけミロやエルンストについて研究しています。

• ジュアン・ミロ
  • ミロが見た日本、日本が見たミロ（2022年）
  • （反）バルセロナの画家、ジュアン・ミロ（2017年）
  • 〈夢の絵画〉から「絵画の殺害」へ──ジョアン・ミロとシュルレアリスム（2009年/本文あり）
• マックス・エルンスト
  • マックス・エルンストとスタンリー・ウィリアム・ヘイター──擬態としての版画（2020年/本文あり）
  • 偽史としてのフィギュア×スケープ（2012年/本文あり）

また、愛知県美術館での学芸員としてのキャリアを通じて、主にコレクションにまつわる下記のような研究に取り組んできました。

• 日本におけるシュルレアリスムの受容と展開（とりわけナゴヤアバンガルドクラブ周辺の動き）
  • 多肉植物と写真──下郷羊雄の可食的オブジェについて（2019年/本文あり）
  • 阿部展也（芳文）と『みちしるべ』：日本占領下のフィリピンにおける画家の活動の一断片（2017年/本文あり）
• 愛知県における前衛美術の展開
  • 写真家・後藤敬一郎の活動についての研究（2022年/本文あり）
  • 野村博旧蔵『夕刊新東海』カット原画について（2022年/本文あり）
  • アイチアートクロニクル1919-2019（2019年）
• 科学的な実践の場におけるイメージと美術史との関わり
  • "芸術植物"のためのノート（2015年/本文あり）
  • モダニズム絵画における「オーヴァーレイ効果」に関する研究（2014年/本文あり）
  • 江戸時代の望遠鏡と拡張された視覚の絵画化（2014年/本文あり）

さらに、コレクションのうちパブリック・ドメインとなった作品画像の利用自由化、ジャパンサーチや全国美術館収蔵品サーチ「SHŪZŌ」とのコレクション・データの連携などにも取り組んでいます。