2016年5月
表層環境条件に応じた生活圏モデル構築手法の整備
JAEA-Research 2016-003
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- 巻
- 2016
- 号
- 3
- 開始ページ
- 80
- 終了ページ
- 2,1-80
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
- DOI
- 10.11484/jaea-research-2016-003
- 出版者・発行元
- 日本原子力研究開発機構
我が国の高レベル放射性廃棄物地層処分における性能評価研究においては、個別の地域特性を考慮できる評価手法の検討を実施しており、生活圏評価においても、我が国の幅広い地質環境を対象とした地層処分研究開発第2次取りまとめの手法を発展させ、特定の地域情報を用いた評価に対応可能な生活圏モデル構築手法を確立させることを目指している。本報告書では、表層環境における物質移行・被ばくプロセスをジェネリックな観点から整理した基本マトリクスを整備し、その組合せで実際の場における定常的な生活圏モデルを構築する手法を示した。また、その手法の適用性を確認するため、仮想的な環境条件を設定したサイトに対する生活圏モデル構築の試行を行った。合わせて今後の検討における課題や着眼点を抽出するため、実際の処分場サイトを対象とした生活圏評価の先行事例を参考に、地表環境の状態と人間の生活様式を記述する上で重要となる項目を整理した。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11484/jaea-research-2016-003
- CiNii Articles ID : 40020889569
- CiNii Books ID : AA12117124