論文

査読有り
2015年1月

福島環境の放射性物質による汚染の数理モデル

Nuclear Science and Engineering
  • 北村 哲浩
  • 操上 広志
  • 山口 正秋
  • 小田 好博
  • 齋藤 龍郎
  • 加藤 智子
  • 新里 忠史
  • 飯島 和毅
  • 佐藤 治夫
  • 油井 三和
  • 町田 昌彦
  • 山田 進
  • 板倉 充洋
  • 奥村 雅彦
  • 大西 康夫*
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179
1
開始ページ
104
終了ページ
118
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.13182/NSE13-89

福島第一原子力発電所事故に伴い環境に放出されその後地表に降下した放射性物質の分布を予測することは重要で、速やかに進めて行く必要がある。このような予測を行うために、放射性物質として特に放射性セシウムに着目し、現在複数の数理モデルを開発している。具体的には、土壌の表層流出に伴う放射性セシウムの移行については土壌流亡予測式を用いた流出解析、河川における核種移行については河川解析コードTODAM・iRICを用いた移行解析、河口域における土砂堆積については3次元解析コードROMS等を応用した堆積解析を行っている。また、セシウムと土壌の吸着メカニズムについては分子原子レベルの分子挙動計算法を用いた解析を開始しており、最終目標として吸着係数等の把握を目指している。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.13182/NSE13-89
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5043535
ID情報
  • DOI : 10.13182/NSE13-89
  • ISSN : 0029-5639

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