講演・口頭発表等

2014年9月13日

在宅療養の継続を阻害するものは何かー愛知県における追跡調査から

第52回日本医療・病院管理学会学術総会
  • 加藤憲
  • ,
  • 天野寛
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  • 宮治眞
  • ,
  • 藤原奈佳子
  • ,
  • 内藤道夫
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  • 高見精一郎
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  • 高井智代
  • ,
  • 伊藤健一
  • ,
  • 横井隆
  • ,
  • 妹尾淑郎

記述言語
会議種別
ポスター発表
開催地
東京

家庭内介護力が、自宅における介護・療養の中断に与える影響について検討することを目的とし、要介護度3以上で自宅療養をしている人を対象にした追跡調査から得られた298例のデータを使用しロジスティック回帰分析を実施した。その結果、自宅における介護・療養の中断は、被介護者が男性、主たる介護者の身体的疲労・健康問題が増加し、世帯の経済力が高く、主たる病態ががんであることが統計的に有意に影響していた。また、介護継続の意思の変化と自立可能性の変化の交互作用項も、有意に関係していた。