2015年11月5日
緩和ケアチームの患者のアウトカムを意識したチーム構築の実態と役割認識、組織化、倫理的ジレンマ
第53回日本医療・病院管理学会学術総会
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- 記述言語
- 会議種別
- 口頭発表(一般)
- 開催地
- 福岡県福岡市
本研究の目的は、緩和ケアチームを参加観察し、各職種が患者を中心においた医療のoutcomeをどのように考え、自身の役割や専門職倫理をどのように認識し、サービスを選択、意思決定、組織化を図っているか、またその協働の実態をインタビュー調査により明らかにした。多くが、interdisciplinary modelであり、異なるスキルを用いて専門職が協働し、専門職相互の意思決定がなされていた。「緩和ケアチーム内外におけるスタンスと役割の認識」「役割を認識した行動、組織化」「患者のアウトカムを意識した根回しと倫理的ジレンマ」などのカテゴリーが抽出された。