2014年7月 - 2019年3月
分子シミュレーションによる生体活性サイトの構造・機能相関の解明とデザイン
日本学術振興会 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型) 新学術領域研究(研究領域提案型)
金属タンパク質は、タンパク質が活性サイトを制御することで、高い触媒能、多機能性などの優れた特性を可能にする。本研究課題では、金属タンパク質として、特にヘムタンパク質における活性サイトの多機能性と光合成光化学系II(PSII)の優れた触媒特性に着目した。これらの解明・応用に向けて、【課題1】「3D活性サイトの分子構造・電子状態の精緻化」、【課題2】「金属タンパク質の機能発現要素の抽出」、【課題3】「抽出された機能発現要素を用いた物質デザイン」を掲げ研究を遂行した。課題に取り組む中で、分子シミュレーション法の開発、活性サイトの構造や機能発現機構の解明、活性サイト設計について進展させることができた。
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- 課題番号 : 26105012
- 体系的課題番号 : JP26105012