原子炉圧力容器の破損確率に及ぼす過渡条件の影響
日本原子力学会2018年秋の大会
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- 開催年月日
- 2018年9月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 岡山
- 国・地域
- 日本
原子炉圧力容器の高経年化に伴う加圧熱衝撃事象に対する緩和措置として、安全注入水の温度上昇措置に着目し、冷却水の温度を変更した熱水力挙動解析及びその結果を踏まえた確率論的破壊力学解析を行い、破損確率に及ぼす影響を評価した。その結果、高圧注入系及び低圧注入系の温度を上昇させても効果はないものの、それらに加えて蓄圧系の温度も上昇させると破損確率が大きく低減することを示した。