基本情報

所属
早稲田大学 人間科学学術院健康福祉科学科子どもの健康福祉学 准教授
学位
博士(医学)(東京大学)

J-GLOBAL ID
201201036033846710
researchmap会員ID
B000225413

【経歴】
東京大学大学院にて博士(医学)を取得後、帝京大学、日本医科大学、北里大学の医学部公衆衛生学部門にて教育と研究に従事。研究で可視化した「3歳以降の未就園児」の課題がこども家庭庁の重要政策の1つとなったことから、2022年7月にこども家庭庁設立準備室へ。2023年からはこども家庭庁に勤務し、未就園児への支援やEBPM、こども家庭科研費などさまざまな施策を担当。2025年より現職。単著に『保育園に通えない子どもたち ―「無園児」という闇』(ちくま新書)。

 


 【研究】

専門:子どもの健康福祉学、公衆衛生学、社会疫学

テーマ:親子のwell-beingに影響する社会経済的要因やそのメカニズムに関する研究

内容こどもを守るためには保護者(親)を守る必要があるという視点に立ち、保護者の貧困、劣悪な労働環境、仕事と育児の両立のしづらさ、孤立等の課題の改善や、保護者とこどもに対する社会的支援の充実等につながる研究を行っています。こうした研究は背景要因が多様であるため、領域横断的な共同研究により、総合知を活用して進めています。

 


【参加中の研究プロジェクト】

学術変革領域研究(A)「貧困学の確立:分断を超えて」(2022年度~2026年度)
子どもの貧困研究を軸にさまざまな領域の研究者が協働するプロジェクトです。私は健康班の代表をしています。

 


【自治体の皆さまへ】
医学部でのEBM教育や、こども家庭庁でのEBPM施策での経験をもとに、自治体におけるこども施策のEBPMやこども計画策定をサポートします。お気軽にお問合せください。

 


論文

  66

主要な共同研究・競争的資金等の研究課題

  17

主要な書籍等出版物

  6

所属学協会

  3

学術貢献活動

  8

社会貢献活動

  2

メディア報道

  30