MISC

2012年

移動体の大きさの変動を考慮した歩容解析のための動作パラメータ・移動速度変動の推定

計算機統計学
  • 大草孝介
  • ,
  • 鎌倉稔成

24
2
開始ページ
89
終了ページ
108
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.20551/jscswabun.24.2_89
出版者・発行元
日本計算機統計学会

近年,映像データを用いた歩容研究が盛んに行われているが,その解析は撮影条件に依存しており,対象がカメラに正対して移動する場合,映像上で対象が拡大してくるために,歩行周期などの歩容に関するパラメータの特徴量推定が難しいという問題を抱える.この問題に際し,本論文では映像上の拡大成分の補正と,対象の動作モデルのパラメータ,移動速度変動を推定する手法について提案する.提案手法では,最初に対象の移動領域を抽出し,その外接矩形を推定する.次に,カメラと観測対象との関係を元に,非線形最小二乗法を用いて映像上の拡大成分,移動速度変動,動作モデルのパラメータについて推定を行う.検証として,カメラに正対して移動する人間の歩行データについてモデリングを行い,その評価においては,実際の歩行データに提案手法を適用し,その有効性を確認するとともに,そこから得られる知見についての考察を行う.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.20551/jscswabun.24.2_89
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009490084
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10195854
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/023923272
ID情報
  • DOI : 10.20551/jscswabun.24.2_89
  • ISSN : 0914-8930
  • CiNii Articles ID : 110009490084
  • CiNii Books ID : AN10195854

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