2002年2月
都市域の氾濫解析モデルの開発
土木学会論文集
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- 巻
- 698/II-58
- 号
- 698
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 10
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.2208/jscej.2002.698_1
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 土木学会
都市水害の対策を講じるには, 都市域の氾濫状況を精度よく予測することが求められる. 本研究は, 都市域に存在する諸要素-例えば道路, 建造物, 中小河川など-のうちの道路と建造物に着目した氾濫解析モデルの開発を目的としている. 従来から用いられてきた氾濫解析手法である1) デカルト座標系による氾濫解析法, のほかに, 都市域の道路と建造物の影響を考慮する手法として, 2) 一般曲線座標系による氾濫解析法, 3) 非構造格子による氾濫解析法, さらに4) 領域内の道路網をネットワーク化して1次元解析を組み込んだ氾濫解析法を開発し, 以上の4手法の結果を比較した. 各解析手法はそれぞれに特色を有しており, 対象とする領域の特色, 必要な結果の精度に応じてこれらを使い分けることが都市氾濫解析の高度化につながる.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/jscej.2002.698_1
- CiNii Articles ID : 10007798800