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2019年2月

西部北太平洋における福島第一原子力発電所事故によって放出された$^{129}$Iの沈み込み

JAEA-Conf 2018-002
  • 鈴木 崇史
  • ,
  • 乙坂 重嘉
  • ,
  • 桑原 潤
  • ,
  • 川村 英之
  • ,
  • 小林 卓也

開始ページ
103
終了ページ
106
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.11484/jaea-conf-2018-002

福島第一原子力発電所(1F)事故起因の放射性物質の海洋中での動態解明を行うことを目的に、西部北太平洋における3地点で$^{129}$Iの鉛直分布を明らかにした。3地点とも1F事故起因とみられる$^{129}$Iは混合層内に存在していた。また最も南側の観測点では水深370m-470mに1F事故起因とみられる$^{129}$Iによる極大層が存在していた。溶存酸素濃度及び周辺海域の流速を考慮すると、この極大層は、別の海域の表層に存在していた$^{129}$Iが速い下降流によって、水深370m-470mに到達したと考えられる。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-conf-2018-002
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5060919
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-conf-2018-002

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