論文

査読有り
2017年12月

含水チタン酸ナトリウムにおけるSr収着への通水の影響評価

Minerals (Internet)
  • 高畠 容子
  • ,
  • 柴田 淳広
  • ,
  • 野村 和則
  • ,
  • 佐藤 努*

7
12
開始ページ
247\_1
終了ページ
247\_13
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.3390/min7120247

福島第一原子力発電所で発生している放射性汚染水の処理に使用されている含水チタン酸ナトリウム(SrTreat)の使用中におけるSr収着能の変化と変化の原因を明らかにするために検討を実施した。含水チタン酸ナトリウムでは99時間の模擬処理水の通水にて表面構造が変化し、H$^{+}$に対する緩衝能やSr収着割合が低下した。そのため、含水チタン酸ナトリウムは使用開始初期に変性が起こり、Sr収着能が低下するため、未使用の含水チタン酸ナトリウムのSr収着能を利用して求めた使用済み含水チタン酸ナトリウムのSr含有量は、実際よりも過大量となると想定された。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.3390/min7120247
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5060868
ID情報
  • DOI : 10.3390/min7120247
  • ISSN : 2075-163X

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