2019年6月 - 2024年3月
情報物理学でひもとく生命の秩序と設計原理
日本学術振興会 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型) 新学術領域研究(研究領域提案型)
本領域は、生命現象を題材として、情報を力、エネルギーなどと同列に物理的対象として議論する新しい物理学を構築することが目標である。その理論的支柱である情報の物理学の深化発展と、実験対象たる生命現象における情報の計測を車の両輪として推進する。従って、基本的な戦略は、「情報の物理学」理論研究と「生命現象における情報」の実験・計測の融合である。そのため、異分野融合推進のための施策が総括班の活動の中心となる。
今年度は、コロナ禍の影響で対面での領域会議などの交流イベントを実施することは出来なかった。代替として、zoom や slack などオンラインツールを用いて、オンラインでの領域会議や、ランチミーティング、IPBセミナーや各班の交流会などを実施した。
また、異分野融合促進の中核的な事業として、理論研究者が実験現場に入り、実験研究者が理論研究室を訪れるという人材交流を推奨し、領域としてサポートしている。コロナ禍による出張制限で一時中断を余儀なくされたが、出張制限の緩和に伴い再開し、本事業による交流を契機とした共同研究が立ち上がるなど、期待通りの成果があがりつつある。
領域内での交流・共同研究の拠点として、全自動1分子顕微鏡システムの整備を進め、当該システムを核とした共同研究用の研究スペースを整備した。
さらに、日本生物物理学会など関連学会や、新学術領域研究「発動分子機械」などと共催シンポジウムを開催し、領域活動の紹介を行った。
今年度は、コロナ禍の影響で対面での領域会議などの交流イベントを実施することは出来なかった。代替として、zoom や slack などオンラインツールを用いて、オンラインでの領域会議や、ランチミーティング、IPBセミナーや各班の交流会などを実施した。
また、異分野融合促進の中核的な事業として、理論研究者が実験現場に入り、実験研究者が理論研究室を訪れるという人材交流を推奨し、領域としてサポートしている。コロナ禍による出張制限で一時中断を余儀なくされたが、出張制限の緩和に伴い再開し、本事業による交流を契機とした共同研究が立ち上がるなど、期待通りの成果があがりつつある。
領域内での交流・共同研究の拠点として、全自動1分子顕微鏡システムの整備を進め、当該システムを核とした共同研究用の研究スペースを整備した。
さらに、日本生物物理学会など関連学会や、新学術領域研究「発動分子機械」などと共催シンポジウムを開催し、領域活動の紹介を行った。
- ID情報
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- 課題番号 : 19H05794
- 体系的番号 : JP19H05794
この研究課題の成果一覧
絞り込み
受賞
4論文
43-
Physical Review E 111(1) L012103 2025年1月9日 査読有り責任著者
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Science advances 10(38) eadp5636 2024年9月20日 査読有り
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Nature Communications 2024年8月7日 査読有り
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Physical Review X 14(3) 031011 2024年7月18日 査読有り最終著者責任著者
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RSC chemical biology 5(6) 544-555 2024年6月5日 査読有り
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Physical Review Research 6(2) 023096 2024年4月26日 査読有り最終著者責任著者
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Physical Review E 109(4) 2024年4月11日 査読有り
-
Scientific Reports 14(1) 2024年3月6日 査読有り
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Frontiers in Cell and Developmental Biology 12 2024年2月28日 査読有り筆頭著者責任著者
-
Developmental cell 59(4) 545-557 2024年2月26日 査読有り
MISC
15-
生体の科学 72(3) 245-249 2021年6月
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生体の科学 72(3) 2021年6月 招待有り
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実験医学 38(20) 3424-3430 2020年12月1日 招待有り最終著者
-
日本癌学会総会記事 79回 S20-5 2020年10月1日 招待有り筆頭著者最終著者責任著者
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日本内分泌学会雑誌 96(1) 215-215 2020年8月1日 招待有り筆頭著者最終著者責任著者
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72回 AW-5 2020年6月 最終著者
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日本細胞生物学会大会講演要旨集 72回 1-3 2020年6月1日 最終著者責任著者
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日本細胞生物学会大会講演要旨集 72回 1-4 2020年6月1日
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日本細胞生物学会大会講演要旨集 72回 2-37 2020年6月1日 最終著者責任著者
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日本細胞生物学会大会講演要旨集 72回 3-1 2020年6月1日 最終著者責任著者
書籍等出版物
7-
北隆館 ニュー・サイエンス社 2023年2月
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吉田書店 2022年4月22日 (ISBN: 491059003X)
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医学書院 2021年6月
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医学書院 2021年6月
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東京化学同人 2020年11月 (ISBN: 9784807913466)
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Springer 2020年7月
-
丸善出版 2020年1月24日 (ISBN: 4621304860)
講演・口頭発表等
71-
非平衡系の物理 2024年3月26日 招待有り
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Gordon Research Seminar, DNA Damage, Mutation and Cancer 2024年3月9日
-
第8回理論免疫学ワークショップ 2024年2月14日
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第8回理論免疫学ワークショップ 2024年2月12日
-
第8回理論免疫学ワークショップ 2024年2月12日
-
「集え、多分野研究者!」 感染症キャンプin 宮崎 2024年1月27日 招待有り
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レーザー学会学術講演会第44回年次⼤会 2024年1月17日 招待有り
-
INFORMATION PHYSICS IN LIVING SYSTEMS 2024年1月9日 招待有り
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定量生物学の会 第十一回年会 2024年1月6日
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定量生物学の会 第十一回年会 2024年1月6日
学術貢献活動
3メディア報道
3-
アドコム・メディア株式会社 OplusE 2020年5月25日 インターネットメディア
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電波新聞 2020年4月29日 新聞・雑誌
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日経BP 日経バイオテク 2020年4月28日 インターネットメディア
社会貢献活動
7