共同研究・競争的資金等の研究課題

2013年6月 - 2018年3月

非平衡ゆらぎが生み出す構造と運動の普遍性

日本学術振興会  科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)  新学術領域研究(研究領域提案型)

課題番号
25103004
配分額
(総額)
79,300,000円
(直接経費)
61,000,000円
(間接経費)
18,300,000円

本計画研究では、非平衡系ゆらぎの普遍性を示す典型的な例として、①界面成長におけるゆらぎ(KPZ普遍性)と、②非平衡相転移の重要なクラスであるDirected Percolation (DP普遍性)に関する研究で複数の大きな進展があった。また、③非平衡系のミクロとマクロをつなぐアクティブマターと呼ばれる新しい研究領域において、新現象の発見と分類等に貢献した。①の理論では、非対称な反射を行うような多数のブラウン運動粒子からなる系がKPZ普遍性を示すことを見出した。実験では、円形界面と平面界面では時間相関が質的に異なることを発見した。②では、層流・乱流転移におけるDP転移の観測に成功した。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PLANNED-25103004/25103004seika.pdf
ID情報
  • 課題番号 : 25103004

この研究課題の成果一覧

論文

  7

MISC

  2

講演・口頭発表等

  6

社会貢献活動

  2