上原 一将

非侵襲的脳刺激、磁気共鳴画像、脳波あるいはこれらの手法を組み合わせたマルチモーダル計測とニューロインフォマティクスデータ解析により，ヒトの認知・感覚運動における脳内神経基盤の理解に取り組んでいます。ここ数年はヒト間協調・共鳴，aging，意思決定等を対象とした研究に取り組んでいます。また，神経科学的アプローチにAI解析技術を組み合わせた研究に挑戦しています。

経歴：
2013年 広島大学大学院総合科学研究科にて博士号取得，2012-2014年 学振DC2, 2013-2014年 オークランド大学（NZ）にて博士研究員，2014-2016年 国立精神・神経医療研究センター脳病態統合イメージングセンター にて学振PD，2016-2018年 アリゾナ州立大学（USA）にて博士研究員，2018-2019年 理化学研究所CBS-トヨタ連携センター 脳リズム情報処理連携ユニットにて基礎科学特別研究員を経て，2019-2023年 自然科学研究機構 生理学研究所 神経ダイナミクス研究部門にて助教。2021年よりソニーコンピュータサイエンス研究所研究員を兼任。2022年より国際学術誌「Experimental Brain Research」Editorial boardメンバー。2023年より国際学術誌「Neuroscience Research」 Associate Editor in Tools, Computation and Theory section。 2022年よりJSTさきがけ研究者。2023年より豊橋技術科学大学大学院工学研究科 情報・知能工学系 准教授，自然科学研究機構 生理学研究所 兼任准教授。