2008年3月7日
IFDMA方式のためのIQ不均衡の補償法
電子情報通信学会技術研究報告. CS, 通信方式
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- 巻
- 107
- 号
- 531
- 開始ページ
- 141
- 終了ページ
- 146
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- 研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
IFDMA(Interleaved frequency division multiple access)方式はシングルキャリアとマルチキャリアの特長を併せ持つ多元接続方式で,その低いピーク対平均電力比から,3GPP ETEの上り回線の通信方式の一つとして標準化されるなど近年高い注目を集めている.一方,周波数アップ/ダウンコンバージョンで発生するIQ不均衡は直交周波数分割多元接続(OFDMA)方式などで大きな特性劣化の要因となることが知られているが,マルチキャリアとしての側面も持つIFDMAにおいても同様の劣化を引き起こすと考えられる.本報告では,IFDMAにおける送信IQ不均衡の影響を考察し,IQ不均衡が特定のユーザー間にのみ深刻なユーザー間干渉を引き起こすことを明らかにする.また,その関係性を利用し,IFDMAのためのゼロフォーシング及び最小二乗誤差基準に基づく簡易な周波数領域等化及びIQ不均衡補償法を提案する.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110006886040
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10013298
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/9458369
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110006886040
- CiNii Books ID : AN10013298