2008年1月17日
Amplify-and-Forward 法を用いたマルチホップ無線ネットワークコーディングのための分散リレーアルゴリズム
電子情報通信学会技術研究報告. RCS, 無線通信システム
- ,
- ,
- ,
- 巻
- 107
- 号
- 440
- 開始ページ
- 121
- 終了ページ
- 126
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議)
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
複数のリレーノードが直線状に接続するマルチホップ無線ネットワークにおいてAmplify-and-Forward(AF)法にもとづくネットワークコーディング(NC)を実現するための各リレーノードでの物理層の信号転送プロトコルについて検討する.これまでに,単一リレーノードが存在する無線ネットワークでのAF法によるNCが提案されているが,そこでのリレーノードの処理を複数のリレーノードが存在する場合にそのまま適用すると,情報信号及び各リレーノードでの付加雑音が逆流する現象(本稿では"データ反射"と呼ぶ)が発生してしまう.提案方式では,各リレーノードがローカルな情報のみを用いてデータ反射を補償し信号転送を行う分散的なアルゴリズムによって,AF法にもとづくNCを実現している.また,提案方式はDecode-and-Forward(DF)法を用いたNCにも応用可能である.AF及びDF法にもとづく提案方式を用いたNCのスループット特性を解析的に導出し,計算機シミュレーション結果と比較することでその特性評価を行う.
- リンク情報
-
- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110006595987
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10060822
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/9375790
- ID情報
-
- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110006595987
- CiNii Books ID : AN10060822