2005年 - 2006年
胸部CT画像における経時的サブトラクションを用いたコンピュータ支援診断
文部科学省 科学研究費助成事業(特定領域研究) 特定領域研究
- 担当区分
- 連携研究者
- 配分額
-
- (総額)
- 6,300,000円
- (直接経費)
- 6,300,000円
- (間接経費)
- 0円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究の目的は,胸部マルチスライスCT画像における病巣の経時変化を強調することが可能な経時的サブトラクション画像の手法を開発し,結節状陰影の検出を目的としたコンピュータ支援診断(CAD)に応用することである.本研究に関する平成18年度の研究実績の概要は次の通り.
1.アーチファクトの少ない経時的サブトラクションアルゴリズムの開発
昨年度に開発したアルゴリズムを基に主に次の改良を行った.
1)昨年度までは,ローカルマッチングで得られたシフトベクトルに対してElastic matchingを適用していたが,グローバルマッチングとローカルマッチングから得られた合成シフトベクトルに対してElastic matchingを適用することで,グローバルマッチングでの誤差を修正することが可能となった.
2)シフトベクトルに対応した変形過去CT画像の各ボクセル値に対して,現在CT画像とのボクセルマッチングを行った.本研究で新たに開発したボクセルマッチングとは,変形過去CT画像の注目ボクセルに対応す
1.アーチファクトの少ない経時的サブトラクションアルゴリズムの開発
昨年度に開発したアルゴリズムを基に主に次の改良を行った.
1)昨年度までは,ローカルマッチングで得られたシフトベクトルに対してElastic matchingを適用していたが,グローバルマッチングとローカルマッチングから得られた合成シフトベクトルに対してElastic matchingを適用することで,グローバルマッチングでの誤差を修正することが可能となった.
2)シフトベクトルに対応した変形過去CT画像の各ボクセル値に対して,現在CT画像とのボクセルマッチングを行った.本研究で新たに開発したボクセルマッチングとは,変形過去CT画像の注目ボクセルに対応す