中道一生 (Kazuo NAKAMICHI) - マイポータル

基本情報

所属: 厚生労働省　国立感染症研究所ウイルス第一部主任研究官

学位: 博士（農学）(2002年3月東京大学)
修士（農学）(2000年3月東京大学)

連絡先: nakamichniid.go.jp
研究者番号: 50348190
J-GLOBAL ID: 202001015594436397
researchmap会員ID: R000004969

医療機関からの脳脊髄液JCウイルス検査 (検出下限値 10～20コピー/mLの超高感度PCR検査等) の依頼を受け付けています。詳細は上記のメールアドレスからお問合せください。

研究キーワード

研究分野

経歴

2007年 - 現在

厚生労働省国立感染症研究所ウイルス第一部主任研究官
2003年 - 2006年

厚生労働省国立感染症研究所ウイルス第一部第三室研究員
2001年 - 2002年

日本学術振興会特別研究員 (DC2)

学歴

2000年4月 - 2002年3月

東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了 (東京大学修業年限短縮の特例により飛び級)

委員歴

2014年9月 - 現在

日本神経感染症学会, 評議員
2014年9月 - 現在

日本神経感染症学会, 編集委員会委員

主要な論文

107

Performance of Ultrasensitive Polymerase Chain Reaction Testing for JC Polyomavirus in Cerebrospinal Fluid Compared with Pathological Diagnosis of Progressive Multifocal Leukoencephalopathy

Kenta Takahashi, Kazuo Nakamichi, Yuko Sato, Harutaka Katano, Hideki Hasegawa, Masayuki Saijo, Tadaki Suzuki

Viruses 16(12) 1950-1950 2024年12月19日査読有り筆頭著者責任著者
Global Hyperperfusion in the Brain at Onset of the Immune Reconstitution Inflammatory Syndrome in a Patient With Natalizumab-Associated PML.

Hiroaki Yokote, Koichiro Mori, Kazuo Nakamichi, Toshiya Matsuda, Yoshiharu Miura

Neurology 103(7) e209874 2024年10月8日査読有り
Nationwide Laboratory Surveillance of Progressive Multifocal Leukoencephalopathy in Japan: Fiscal Years 2011-2020.

Kazuo Nakamichi, Yoshiharu Miura, Toshio Shimokawa, Kenta Takahashi, Tadaki Suzuki, Nobuaki Funata, Masafumi Harada, Koichiro Mori, Nobuo Sanjo, Motohiro Yukitake …

Viruses 15(4) 2023年4月14日査読有り筆頭著者責任著者
Database and Statistical Analyses of Transcription Factor Binding Sites in the Non-Coding Control Region of JC Virus.

Kazuo Nakamichi, Toshio Shimokawa

Viruses 13(11) 2021年11月19日査読有り筆頭著者責任著者
Progressive multifocal leukoencephalopathy with mild clinical conditions and detection of archetype-like JC virus in cerebrospinal fluid.

Kosuke Iwami, Kazuo Nakamichi, Masaaki Matsushima, Azusa Nagai, Shinichi Shirai, Sho Nakakubo, Ikuko Takahashi-Iwata, Masafumi Yamada, Ichiro Yabe

Journal of Neurovirology 27(6) 917-922 2021年9月22日査読有り筆頭著者責任著者
Improving detection of JC virus by ultrafiltration of cerebrospinal fluid before polymerase chain reaction for the diagnosis of progressive multifocal leukoencephalopathy.

Kazuo Nakamichi, Michi Kawamoto, Junko Ishii, Masayuki Saijo

BMC Neurology 19(1) 252-252 2019年10月25日査読有り筆頭著者責任著者
Fingolimod-associated PML with mild IRIS in MS: A clinicopathologic study.

Shuhei Nishiyama, Tatsuro Misu, Yukiko Shishido-Hara, Kazuo Nakamichi, Masayuki Saijo, Yoshiki Takai, Kentarou Takei, Naoki Yamamoto, Hiroshi Kuroda, Ryuta Saito …

Neurology Neuroimmunology & Neuroinflammation 5(1) e415 2018年1月査読有り
Deep-Sequence Identification and Role in Virus Replication of a JC Virus Quasispecies in Patients with Progressive Multifocal Leukoencephalopathy.

Kenta Takahashi, Tsuyoshi Sekizuka, Hitomi Fukumoto, Kazuo Nakamichi, Tadaki Suzuki, Yuko Sato, Hideki Hasegawa, Makoto Kuroda, Harutaka Katano

Journal of Virology 91(1) 2017年1月1日査読有り
High-resolution melting analysis for mutation scanning in the non-coding control region of JC polyomavirus from patients with progressive multifocal leukoencephalopathy.

Kazuo Nakamichi, Shigeru Tajima, Chang-Kweng Lim, Masayuki Saijo

Archives of Virology 159(7) 1687-96 2014年7月査読有り筆頭著者責任著者
Stability of JC virus DNA in cerebrospinal fluid specimens preserved with guanidine lysis buffer for quantitative PCR testing.

Kazuo Nakamichi, Chang-Kweng Lim, Masayuki Saijo

Japanese Journal of Infectious Diseases 67(4) 307-10 2014年査読有り筆頭著者責任著者
Detection of human herpesviruses in the cerebrospinal fluid from patients diagnosed with or suspected of having progressive multifocal leukoencephalopathy.

Kazuo Nakamichi, Naoki Inoue, Toshio Shimokawa, Ichiro Kurane, Chang-Kweng Lim, Masayuki Saijo

BMC Neurology 13 200-200 2013年12月13日査読有り筆頭著者責任著者
Sequential changes in the non-coding control region sequences of JC polyomaviruses from the cerebrospinal fluid of patients with progressive multifocal leukoencephalopathy.

Kazuo Nakamichi, Shuji Kishida, Kozue Tanaka, Akihiko Suganuma, Yasuteru Sano, Hironori Sano, Takashi Kanda, Norihisa Maeda, Jun-Ichi Kira, Ai Itoh …

Archives of Virology 158(3) 639-50 2013年3月査読有り筆頭著者責任著者
Characteristics of progressive multifocal leukoencephalopathy clarified through internet-assisted laboratory surveillance in Japan.

Kazuo Nakamichi, Hidehiro Mizusawa, Masahito Yamada, Shuji Kishida, Yoshiharu Miura, Toshio Shimokawa, Tomohiko Takasaki, Chang-Kweng Lim, Ichiro Kurane, Masayuki Saijo

BMC Neurology 12 121-121 2012年10月15日査読有り筆頭著者

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MISC

155

薬剤関連進行性多巣性白質脳症の臨床的検討

臼井宏二郎, 北崎佑樹, 榎本崇一, 井川正道, 山村修, 森田美穂子, 山内高弘, 中道一生, 浜野忠則, 中本安成

日本内科学会雑誌 113 2024年
ポマリドミド関連小脳・脳幹型進行性多巣性白質脳症に対するメフロキン・ミルタザピン併用療法の治療効果

安東孝記, 七浦仁紀, 形岡博史, 田中裕彬, 山岡美奈子, 桐山敬生, 中道一生, 杉江和馬

NEUROINFECTION 28(2) 112-112 2023年10月
小脳・脳幹部優位のHIV関連進行性多巣性白質脳症を呈し呼吸不全で死亡した51歳男性例

山上圭, 松原知康, 山崎博輝, 藤田浩司, 原田雅史, 中道一生, 齊藤祐子, 村山繁雄, 和泉唯信

NEUROINFECTION 28(2) 126-126 2023年10月
肺化膿症治療後に末梢血リンパ球減少と進行性多巣性白質脳症を発症した64歳男性例

三浦義治, 銭谷怜史, 山崎純, 内藤万希子, 富樫祐基, 松田隼弥, 赫寛雄, 中道一生, 横手裕明

NEUROINFECTION 28(2) 127-127 2023年10月
タイ王国滞在中に右片麻痺と失語を発症し、免疫再構築症候群を合併したHIV関連進行性多巣性白質脳症の51歳男性例

松田隼弥, 小林泰一郎, 鄭瑞雄, 今村顕史, 横手裕明, 中道一生, 三浦義治

NEUROINFECTION 28(2) 127-127 2023年10月
濾胞性リンパ腫を背景とした進行性多巣性白質脳症の発生動向およびその特徴

中道一生, 三浦義治

NEUROINFECTION 28(2) 128-128 2023年10月
多発性骨髄腫に対するポマリドミド投与中に発症した小脳・脳幹型進行性多巣性白質脳症の一例

田中裕彬, 七浦仁紀, 安東孝記, 山岡美奈子, 桐山敬生, 形岡博史, 中道一生, 杉江和馬

臨床神経学 63(10) 688-688 2023年10月
本邦発症進行性多巣性白質脳症(PML)患者のHLAの解析

三浦義治, 齊藤誠, 石橋小百合, 渡邉玲, 河合芙由子, 奥山美樹, 松田隼弥, 銭谷怜史, 中道一生, 横手裕明

神経免疫学 28(1) 216-216 2023年9月
多発性骨髄腫に対するダラツムマブ,ボルテゾミブ,デキサメタゾン投与中に進行性多巣性白質脳症を発症した1例

臼井宏二郎, 北崎佑樹, 榎本崇一, 森田美穂子, 中道一生, 濱野忠則

臨床神経学 63(8) 513-517 2023年8月
「明日の実地臨床から使える神経感染症の検査法とその解釈」進行性多巣性白質脳症の臨床と検査

中道一生

NEUROINFECTION 28(1) 22-26 2023年7月
オビヌツズマブ・ベンダムスチン(GB)療法後にリング状造影増強効果を伴う病変を呈した進行性多巣性白質脳症(PML)の一例

鈴木有紀, 阪田良一, 村上丈伸, 瀧川洋史, 牧島かれん, 足立正, 高橋健太, 中道一生, 三浦義治, 花島律子

臨床神経学 63(5) 323-323 2023年5月
ヒト免疫不全ウイルス1型(HIV-1)を基礎疾患とし、抗レトロウイルス療法開始後に免疫再構築症候群を来した進行性多巣性白質脳症の56歳男性の長期生存例

松田隼弥, 今村顕史, 五味川龍, 銭谷怜史, 松田麻未, 鈴木亮介, 中道一生, 三浦義治

臨床神経学 63(3) 172-172 2023年3月
再発性多発性骨髄腫の治療中に進行性多巣性白質脳症(progressive multifocal leukoencephalopathy;PML)を来した1例

臼井宏二郎, 榎本崇一, 北崎佑樹, 佐々木宏仁, 遠藤芳徳, 井川正道, 山村修, 森田美穂子, 中道一生, 濱野忠則

臨床神経学 63(3) 181-181 2023年3月
当院におけるHIV-PMLと薬剤関連PMLの臨床的差違およびCD4陽性リンパ球数の検討

臼井宏二郎, 北崎佑樹, 眞田采也加, 佐々木宏仁, 遠藤芳徳, 榎本崇一, 井川正道, 山村修, 森田美穂子, 岩崎博道 …

日本神経学会学術大会プログラム・抄録集 64th 2023年
節外性NK/T細胞リンパ腫,鼻型(ENKL,nasal type)を基礎疾患とし臍帯血移植後、移植片対宿主病(GVHD)の治療中に発症した進行性多巣性白質脳症(PML)の一例

緒方瑠衣子, 田中喬, 渡邊瑞希, 金成元, 松田隼弥, 鈴木基弘, 銭谷怜史, 福田隆浩, 中道一生, 三浦義治

臨床神経学 62(12) 967-967 2022年12月
リンパ球減少症を背景に発症した進行性多巣性白質脳症の1例

佐々木千紘, 丸山央記, 川原光瑠, 佐藤大祐, 近藤敏行, 猪狩龍佑, 佐藤裕康, 伊関千書, 太田康之, 和田学 …

臨床神経学 62(11) 899-899 2022年11月
ナタリズマブ関連進行性多巣性白質脳症後の免疫再構築症候群治療時期に苦慮した一例

杉本太路, 音成秀一郎, 青木志郎, 越智一秀, 石川若芸, 野中恵, 竹中萌, 大谷達矢, 勝間田莉帆, 中森正博 …

臨床神経学 62(Suppl.) S289-S289 2022年10月
フィンゴリモド関連進行性多巣性白質脳症の自験例および国内症例の検討

前坂弘輝, 小西宏史, 温井孝昌, 廣澤宏昭, 道具伸浩, 馬場孝輔, 中道一生, 三浦義治, 中辻裕司

臨床神経学 62(Suppl.) S335-S335 2022年10月
多発性骨髄腫治療中に併発した進行性多巣性白質脳症の治療戦略について

瀬古健登, 打田佑人, 金森貴之, 櫻井圭太, 宇佐美寿彦, 久野智之, 高田幸児, 中道一生, 松川則之

臨床神経学 62(Suppl.) S414-S414 2022年10月
多発する皮質下病巣により純粋失構音、右手の肢節運動失行、重度の構成障害を生じた進行性多巣性白質脳症の1例

伊関千書, 鈴木佑弥, 猪狩龍佑, 佐藤裕康, 和田学, 中道一生, 鈴木匡子, 太田康之

日本神経心理学会総会プログラム・予稿集 46回 72-72 2022年8月

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所属学協会

2009年7月 - 現在

日本神経感染症学会
1999年6月 - 現在

日本ウイルス学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

プリオン病及び遅発性ウイルス感染症に関する調査研究班

厚生労働省厚生労働科学研究費補助金難治性疾患政策研究事業 2023年4月 - 2026年3月

高尾昌樹 (研究代表者), 中道一生 (研究分担者)
進行性多巣性白質脳症を引き起こすJCウイルスの再活性化機序の解析と評価系の構築

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 基盤研究(C) 2021年4月 - 2024年3月

中道一生
プリオン病及び遅発性ウイルス感染症に関する調査研究班

厚生労働省厚生労働科学研究費補助金難治性疾患政策研究事業 2021年4月 - 2023年3月

高尾昌樹 (研究代表者), 中道一生 (研究分担者)
進行性多巣性白質脳症：ＪＣウイルス感染が誘導する組織反応と、宿主免疫応答の解明

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 基盤研究(C) 2018年4月 - 2021年3月

原由紀子, 三須建郎, 中道一生, 高橋礼典, 長尾俊孝
進行性多巣性白質脳症等の幅広い神経感染症に対応する超高感度PCR検査技術の実用化

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 基盤研究(C) 2017年4月 - 2020年3月

中道一生
メフロキン投与中の進行性多巣性白質脳症患者におけるＪＣウイルスの変異機序の解析

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 基盤研究(C) 2014年4月 - 2017年3月

中道一生, 下川敏雄
ＨＩＶ陽性者における進行性多巣性白質脳症に対する高精度検査技術の開発および診断への応用

厚生労働省厚生労働科学研究費補助金疾病・障害対策研究分野エイズ対策研究 2012年4月 - 2015年3月

中道一生 (単独)
ヒト脳においてJCウイルスの増殖を促進する宿主遺伝子の同定とその応用

日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(B) 若手研究(B) 2010年 - 2012年

中道一生
ウイルス侵襲が脳内グリア細胞のケモカイン産生を誘導する分子機序の解明

日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(B) 若手研究(B) 2007年 - 2009年

中道一生
Toll様受容体(TLR3)を介したミクログリア活性化機序の解明と脳炎治療薬開発のためのハイスループット試験系への応用

厚生労働省厚生労働科学研究費補助金厚生科学基盤研究分野政策創薬総合研究厚生科学基盤研究分野政策創薬総合研究 2004年4月 - 2007年3月

中道一生 (単独)
中枢神経系ウイルスがミクログリア特異的なケモカイン発現を誘導するメカニズムの解明

日本学術振興会科学研究費助成事業若手研究(B) 若手研究(B) 2004年 - 2006年

中道一生
新規脳疾患治療薬スタチンがミクログリアの活性化シグナリングを抑制する分子メカニズム

財団法人金原一郎記念医学医療振興財団基礎医学医療研究助成金 2004年4月 - 2005年3月

中道一生 (単独)
ウシヘルペスウイルス1型(BHV-1)の糖タンパク質gGの機能解析

日本学術振興会科学研究費助成事業特別研究員奨励費特別研究員奨励費 2001年 - 2001年

中道一生

中道一生

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委員歴

主要な論文

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