2009年7月6日
ノードパータベーション学習の統計力学(脳活動の計測と解析,生命現象の非線形性,一般)
電子情報通信学会技術研究報告. NLP, 非線形問題
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- 巻
- 109
- 号
- 124
- 開始ページ
- 127
- 終了ページ
- 132
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 社団法人電子情報通信学会
ノードパータベーション学習は確率的勾配法の一つであり,目的関数を定式化できない問題にも適用できる利点がある.Werfelらはノードパータベーション学習の理論的な解析を誤差の入力平均の離散時間発展方程式である学習曲線を求めており,これにより入力や出力次元が有限な場合の誤差の解析が可能である.一方,我々は統計力学的手法により系の巨視的変数の決定論的な方程式を導出し,それらを用いて汎化誤差の解析を行った.その結果,出力数が増加したときに1出力当たりの汎化誤差が大きくなる原因が,他の出力の誤差によるクロストークノイズであることを明らかにした.また,Werfelらの学習曲線を熱力学的極限では我々の導出した汎化誤差と一致することを示した.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110007358898
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10060800
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110007358898
- CiNii Books ID : AN10060800