2014年
特集「外来種と植生管理」 日本の河川域における外来植物群落の侵入
日本緑化工学会誌
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- 巻
- 40
- 号
- 2
- 開始ページ
- 343
- 終了ページ
- 347
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.7211/jjsrt.40.343
- 出版者・発行元
- 日本緑化工学会
主に 2001~2005年度の期間に実施された河川水辺の国勢調査の植生図より植生タイプ別面積を集計した。その結果,全国 109水系における外来植物が優占する群落の面積は,調査範囲における陸域の 8%を占めることが明らかになった。また,外来植物が優占する群落面積の 4割以上を緑化植物の優占する群落が占めていた。外来種別の優占群落面積では,上位 10種のうち 6種が緑化植物 (ハリエンジュ,カモガヤ,シナダレスズメガヤ,オオアワガエリ,オニウシノケグサ,イタチハギ) で占められており,日本の河川域において,外来の緑化植物が広範囲に拡大していることが明らかになった。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.7211/jjsrt.40.343
- ISSN : 0916-7439
- CiNii Articles ID : 130005099842
- CiNii Books ID : AN10130633
- identifiers.cinii_nr_id : 9000003189196