2017年4月 - 2022年3月
メッセージの到達性を保証しない通信環境におけるセッション型付きプログラミング
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
昨年に採録された FLOPS 2020 と ECOOP 2020 での口頭発表を行なった.ECOOPでの内容は,多者間通信の静的型付けの枠組みであるマルチパーティセッション型をOCaml言語で利用可能にするための技法に関するものである.さらに,ECOOP 2020 の内容を拡張して論文誌に投稿すべく執筆を進めた.具体的には,実装面における非効率さの排除と,安全性に関する修正を行なった.
さらに,「メッセージの到達性を保証しない通信環境」における取扱のため,マルチパーティセッション型そのものの表現能力の拡張に関する研究を進めた.これは,二者間の通信に関するバイナリーセッション型においてVasconcelosらがESOP 2020で発表したMixed Choiceを,多者間に拡張するための枠組みである.この枠組みは上記のOCaml実装からの着想を得ている.デッドロックフリー性といった安全性に関する証明が未完である.進行中の仕事を情報処理学会プログラミング研究会で発表した.
さらに,「メッセージの到達性を保証しない通信環境」における取扱のため,マルチパーティセッション型そのものの表現能力の拡張に関する研究を進めた.これは,二者間の通信に関するバイナリーセッション型においてVasconcelosらがESOP 2020で発表したMixed Choiceを,多者間に拡張するための枠組みである.この枠組みは上記のOCaml実装からの着想を得ている.デッドロックフリー性といった安全性に関する証明が未完である.進行中の仕事を情報処理学会プログラミング研究会で発表した.
- ID情報
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- 課題番号 : 17K12662
この研究課題の成果一覧
絞り込み
講演・口頭発表等
5-
PPL 2022: 第 24 回プログラミングおよびプログラミング言語ワークショップ 2022年3月8日
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PPL 2022: 第 24 回プログラミングおよびプログラミング言語ワークショップ 2022年3月7日
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PPL 2022: 第 24 回プログラミングおよびプログラミング言語ワークショップ 2022年3月6日
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第137回プログラミング研究発表会 2022年1月12日
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ML'21: ML Workshop 2021, co-located with ICFP 2021 2021年8月26日