2013年9月19日
可変ピボット型一般化による多様性向上と高速化
研究報告数理モデル化と問題解決(MPS)
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- 巻
- 2013
- 号
- 13
- 開始ページ
- 1
- 終了ページ
- 6
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人情報処理学会
本研究では,ピボット型一般化の効率的な一般化手法として,一般化の促進による計算コストの増加を抑え,かつより多様な一般化解を生成する手法を提案する.ピボット型一般化とは遺伝的アルゴリズムを用いて,多目的環境にロバストな (解の一部を変更しても性能劣化を抑える) 解の探索に有効な手法であるが,従来手法では,解の変更可能カ所はハミング距離が 2 の解同士しか一般化の対象にならず,多様な一般化解を生成することができなかった.また,一般化された解が増えるにつれ,計算コストが増加するという問題も抱えていた.そこでわれわれは,解の変更可能点を自在に設定できる手法に拡張し,また,一般化解の増加していた計算コストを一定おさえるモデルにした.さらに,このモデルの改良により,従来手法よりもより多様な一般化解の生成に成功した.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110009606413
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10505667
- URL
- http://id.nii.ac.jp/1001/00095227/
- ID情報
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- ISSN : 0919-6072
- CiNii Articles ID : 110009606413
- CiNii Books ID : AN10505667