1998年7月3日
表面プラズモン励起による有機超薄膜からの光放射特性
電子情報通信学会技術研究報告
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- 巻
- 98
- 号
- 163(CPM98 48-58)
- 開始ページ
- 43
- 終了ページ
- 48
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
Ag薄膜、およびAg薄膜上に積層したアラキジン酸C20LB膜試料について、表面プラズモン励起を利用して散乱光を高感度に測定した。散乱光の角度スペクトルを、金属/LB膜、LB膜/空気各界面の凹凸による影響を考慮して解析することにより、C20LB膜の表面凹凸を評価した。その結果、累積層数の増加にしたがい、LB膜表面の凹凸が、変化していることが観察された。また、同試料について、原子間力顕微鏡で表面観察を行った。その結果、層数増加により、表面粗さが増していることが観察された。これは、散乱光解析により得られた表面凹凸パラメータの変化と同じ変化の傾向を示していた。
- リンク情報
- ID情報
-
- ISSN : 0913-5685
- J-Global ID : 200902177764766295
- CiNii Articles ID : 110003300994
- CiNii Books ID : AN10013334