2014年4月 - 2015年3月
血清を用いた新たな乳がん検出法の開発
文部科学省 科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究)
- 配分額
-
- (総額)
- 3,640,000円
- (直接経費)
- 2,800,000円
- (間接経費)
- 840,000円
- 資金種別
- 競争的資金
乳がんは早期診断や集学的治療が乳がん死亡率を減少させるため重要となる。乳がんの早期発見には画像検査が有用であるが、受検者への負担もある。血液検査で早期乳がんを検出できれば、検診率が向上し、検出率の上昇となり、治療成績が向上する。
従来とは全く異なり血液採取により、「血清をNMR(核磁気共鳴)計測し、パターン認識によるデータ解析を行う」という手法を用いて、新たな乳がんの検出を試みた。まずは、乳がん患者と健常者の2グループの血清に対してNMR計測し、グループ間の識別を試みた。結果、PLS-DA法により、それぞれのグループはクラスター化し識別をすることが可能であった。
従来とは全く異なり血液採取により、「血清をNMR(核磁気共鳴)計測し、パターン認識によるデータ解析を行う」という手法を用いて、新たな乳がんの検出を試みた。まずは、乳がん患者と健常者の2グループの血清に対してNMR計測し、グループ間の識別を試みた。結果、PLS-DA法により、それぞれのグループはクラスター化し識別をすることが可能であった。