2011年 - 2012年
甘味受容体と味覚修飾物質の相互作用解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
甘味抑制物質であるギムネマ酸とグルマリンに関し、甘味受容体 T1r2/T1r3 再構築系を用いてその相互作用の解明を目指した。その結果、ギムネマ酸がヒト T1r3 の膜貫通領域、グルマリンがマウス T1r3 のアミノ末端領域に作用する結果を得た。さらにギムネマ酸は、ヒト甘味抑制物質であるラクチゾールと結合サイトを共有するが、ギムネマ酸感受性だけに重要なアミノ酸残基を同定した。グルマリンに関しては、各系統のマウス T1r2/T1r3 の応答解析を行い、系統差を生じる変異を同定した
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- 課題番号 : 23792128
- 体系的課題番号 : JP23792128