共同研究・競争的資金等の研究課題

2011年 - 2012年

甘味受容体と味覚修飾物質の相互作用解析

日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)  若手研究(B)

課題番号
23792128
体系的課題番号
JP23792128
配分額
(総額)
4,030,000円
(直接経費)
3,100,000円
(間接経費)
930,000円

甘味抑制物質であるギムネマ酸とグルマリンに関し、甘味受容体 T1r2/T1r3 再構築系を用いてその相互作用の解明を目指した。その結果、ギムネマ酸がヒト T1r3 の膜貫通領域、グルマリンがマウス T1r3 のアミノ末端領域に作用する結果を得た。さらにギムネマ酸は、ヒト甘味抑制物質であるラクチゾールと結合サイトを共有するが、ギムネマ酸感受性だけに重要なアミノ酸残基を同定した。グルマリンに関しては、各系統のマウス T1r2/T1r3 の応答解析を行い、系統差を生じる変異を同定した

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-23792128/23792128seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-23792128
ID情報
  • 課題番号 : 23792128
  • 体系的課題番号 : JP23792128