二村 圭祐

これまでに、次世代シークエンシングや質量分析計などのオミックス解析手法とバイオインフォマティクスを用いた様々な解析手法を開発・導入することで、遺伝子発現制御の破綻による疾患発症メカニズムを明らかにしてきました。対象としてきた疾患は、主に腫瘍と心疾患です。マウスサンプルに留まらず、臨床検体のシングルセル解析や、臨床試験から採取した検体の発現解析、インフォマティクス解析を行ってきた実績もあります。多くの学生の指導を行い、論文発表を重ねてきました。

千里ライフサイエンス振興財団主催の千里ライフサイエンス技術講習会においてシークエンシング技術に関する講習会を開催しました。さらに2019年に、日経バイオテク社の「若手研究者の肖像」において取り上げられました。

文部科学省科学研究費補助金の学術変革領域研究Bを領域代表で獲得し、基盤研究B、AMED、企業との共同研究費やベンチャー企業設立に向けた研究費、民間研究助成を獲得してきました。さらに、これまでの研究成果を基に5本の特許を出願しております。