2003年10月10日
貫入抵抗値を用いた簡便的な干潟底生生物調査地点の選定手法に関する基礎的研究
海岸工学論文集
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- 巻
- 50
- 号
- 2
- 開始ページ
- 1056
- 終了ページ
- 1060
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.2208/proce1989.50.1056
- 出版者・発行元
- Japan Society of Civil Engineers
合理的な干潟生物調査の調査地点選定方法を提案することを目的に, 貫入抵抗値に着目し, 計測機器の選定, 底質環境および生物群集との関連について調査検討した.その結果, 貫入抵抗値の測定には山中式土壌硬度計が適していること, 測定は最干潮時の1時間前後に, 各地点6回以上行い, その平均値を用いることが望ましいことを明らかにした.また測定値は総合的な底質環境指標として扱えることと, 優占する生物種の出現傾向と4つに分類された生物相に対応していることを示すことができた.以上の結果は, 貫入抵抗値の分布から生物調査地点を選定できる可能性を示唆するものである.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/proce1989.50.1056
- ISSN : 0916-7897
- J-Global ID : 200902239260448425
- CiNii Articles ID : 130003991269