2017年12月9日
繰り下がりのある減法の学習指導についての一考察
- 担当区分
- 共著
- 出版者・発行元
- 東洋館出版社
- 総ページ数
- 358
- 担当ページ
- 87-101
- 記述言語
- 日本語
- 著書種別
- 学術書
(分担部分:「繰り下がりのある減法の学習指導についての一考察」)
小学校第1学年の繰り下がりのある減法では,「10といくつ」という数の見方を大切にして,いわゆる減加法の考えを中心に計算の仕方を考えさせていく指導が一般的である。
本稿では,減加法と減々法のよさを話し合う活動を通して,数の見方を豊かにすることにより数値によって2つの方法を使い分けることを目指した授業実践について子どもたちの実態を分析し,繰り下がりのある減法の指導への示唆を得ることを目的とする。
小学校第1学年の繰り下がりのある減法では,「10といくつ」という数の見方を大切にして,いわゆる減加法の考えを中心に計算の仕方を考えさせていく指導が一般的である。
本稿では,減加法と減々法のよさを話し合う活動を通して,数の見方を豊かにすることにより数値によって2つの方法を使い分けることを目指した授業実践について子どもたちの実態を分析し,繰り下がりのある減法の指導への示唆を得ることを目的とする。