論文

2013年3月1日

学修履歴を中心にしたOPPAによる実践的力量形成-山梨大学教職大学院の事例-

教育実践学研究
  • 酒井厚
  • 東海林麗香
  • 進藤聡彦
  • 谷口明子
  • 寺﨑弘昭
  • 長瀬慶來
  • 中村享史
  • 平井貴美代
  • 堀哲夫
  • 雨宮亘
  • 川村直廣
  • 嶋田一彦
  • 仙洞田篤男
  • 瀧田二三雄
  • 蘒原桂
  • 早川健
  • 藤森顕治
  • 全て表示

18
開始ページ
20
終了ページ
39
記述言語
日本語
掲載種別
研究論文(大学,研究機関等紀要)
出版者・発行元
教育実践学研究

教職大学院の目的は教師としての実践的力量形成にある。まず、実践的力量形 成の課題を、学修の変容と成長の把握、指導と評価の一体化、自己評価能力の育成の 三点に絞って明確にした。それを踏まえて本教職大学院で実践的力量形成のために用 いられている OPPA(One Page Portfolio Assessment:一枚ポートフォリオ評価法)の概 要を考察した。また、その中で行われる三種類の評価、ポートフォリオ評価、パフォー マンス評価、自己評価について検討するとともにOPPA の基本的コンセプトについて 詳述した。また、学修者のメタ認知の能力を高める思考や認知過程の内化・内省・外 化とOPPA の関わりについても検討を加えた。最後に本教職大学院で用いられている 三種類の OPPA、二年間を通して用いる形式、全授業科目の中で用いる形式、教育実習 の中で用いる形式の具体的実践事例を示すとともに考察を加えた。

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