三浦健一郎

J-GLOBALへ         更新日: 19/01/09 18:11
 
アバター
研究者氏名
三浦健一郎
 
ミウラ ケンイチロウ
URL
http://kaken.nii.ac.jp/ja/r/20362535
所属
京都大学
部署
医学(系)研究科(研究院)
職名
助教
学位
博士(工学)

プロフィール

”見る”仕組み、”眼を動かす”仕組みについて研究しています。

研究分野

 
 

経歴

 
2008年
 - 
現在
京都大学 医学研究科 助教
 
2007年4月
 - 
2008年3月
京都大学 ナノメディシン融合教育ユニット 科学技術振興助教
 
2005年10月
 - 
2007年3月
京都大学 ナノメディシン融合教育ユニット 科学技術振興助手
 
2003年6月
 - 
2005年9月
京都大学 医学研究科 研究員(科学技術振興)
 
2000年10月
 - 
2003年5月
National Eye Institute, National Institutes of Health, USA Visiting Fellow
 
1998年4月
 - 
2000年9月
科学技術振興事業団 研究員
 

論文

 
Morita K, Miura K, Fujimoto M, Shishido E, Shiino T, Takahashi J, Yamamori H, Yasuda Y, Kudo N, Hirano Y, Koshiyama D, Okada N, Ikeda M, Onitsuka T, Ozaki N, Kasai K, Hashimoto R
Schizophrenia research   202 420-422   2018年12月   [査読有り]
Miura K, Sugita Y, Furukawa T, Kawano K
Scientific reports   8(1) 17816   2018年12月   [査読有り]
Kikuchi M, Miura K, Morita K, Yamamori H, Fujimoto M, Ikeda M, Yasuda Y, Nakaya A, Hashimoto R
Scientific reports   8(1) 12347   2018年8月   [査読有り]
Fujino H, Sumiyoshi C, Yasuda Y, Yamamori H, Fujimoto M, Fukunaga M, Miura K, Takebayashi Y, Okada N, Isomura S, Kawano N, Toyomaki A, Kuga H, Isobe M, Oya K, Okahisa Y, Takaki M, Hashimoto N, Kato M, Onitsuka T, Ueno T, Ohnuma T, Kasai K, Ozaki N, Sumiyoshi T, Imura O, Hashimoto R, for COCORO.
Psychiatry and clinical neurosciences   71(5) 294-300   2017年5月   [査読有り]
Morita K, Miura K, Fujimoto M, Yamamori H, Yasuda Y, Iwase M, Kasai K, Hashimoto R
Psychiatry and clinical neurosciences   71(2) 104-114   2017年2月   [査読有り]

Misc

 
統合失調症患者の眼球運動障害における治療抵抗性の影響
藤本美智子、三浦健一郎、森田健太郎、山森英長、安田由華、工藤紀子、奥田詩織、岩瀬真生、池田学、笠井清登、橋本亮太
第113回日本精神神経学会学術総会      2017年6月
統合失調症における眼球運動と認知機能の関連解析
森⽥健太郎、三浦健⼀郎、藤本美智⼦、⼭森英⻑、安⽥由華、⼯藤紀⼦、畦地裕統、越⼭太輔、岡⽥直⼤、池⽥学、笠井清登、橋本亮太
第113回日本精神神経学会学術総会      2017年6月
森田健太郎, 三浦健一郎, 藤本美智子, 山森英長, 安田由華, 安田由華, 工藤紀子, 工藤紀子, 畦地裕統, 畦地裕統, 越山太輔, 岡田直大, 池田学, 池田学, 笠井清登, 橋本亮太, 橋本亮太
統合失調症研究   7(1) 93   2017年3月
精神疾患バイオマーカーとしての眼球運動
森田健太郎、三浦健一郎、笠井清登、橋本亮太
分子精神医学   17(3)    2017年   [依頼有り]
三浦健一郎, 橋本亮太
日本生物学的精神医学会誌   27(4) 202-207   2016年12月   [依頼有り]
橋本亮太, 山森英長, 安田由華, 安田由華, 藤本美智子, 藤野陽生, 三浦健一郎, 福永雅喜, 武田雅俊, 武田雅俊
日本生物学的精神医学会誌   27(4) 208‐213   2016年12月   [依頼有り]
遠位/近位に視覚刺激を同時に呈示できる新しいシステムで誘発した輻輳開散眼球運動
松田圭司、竹村文、三浦健一郎、河野憲二
第39回日本神経科学大会      2016年7月
三浦健一郎、河野憲二
脳科学辞典      2016年5月   [査読有り][依頼有り]
三浦健一郎、小川正
脳科学辞典      2016年1月   [査読有り][依頼有り]
森田健太郎, 三浦健一郎, 藤本美智子, 山森英長, 安田由華, 笠井清登, 橋本亮太, 橋本亮太
日本生物学的精神医学会(Web)   38th 169 (WEB ONLY)   2016年
視運動性反応の機能と役割
三浦健一郎
体育の科学   65(12) 857-861   2015年12月   [依頼有り]
二フレーム仮現運動刺激に対するマウス視運動性反応の逆転
三浦健一郎、杉田祐子、河野憲二
第38回日本神経科学学会大会      2015年7月
橋本亮太, 三浦健一郎, 藤本美智子, 山森英長, 安田由華, 大井一高, 福永雅喜, 武田雅俊
統合失調症研究   5(1) 61   2015年3月
藤本美智子, 橋本亮太, 三浦健一郎, 山森英長, 安田由華, 大井一高, 岩瀬真生, 武田雅俊
統合失調症研究   5(1) 131   2015年3月
吉田正俊, 三浦健一郎, 橋本亮太, 藤本美智子, 山森英長, 安田由華, 大井一高, 福永雅喜, 武田雅俊, 伊佐正, 伊佐正
統合失調症研究   5(1) 113   2015年3月
三浦健一郎、小川正
脳科学辞典      2015年2月   [査読有り][依頼有り]
中尾寛宙, 和田佳郎, 三浦健一郎
Equilib Res   73(5) 419   2014年10月
松浦清人, 三浦健一郎
日本生理学雑誌   76(2) 88   2014年3月
三浦健一郎
日本生理学雑誌   76(2) 88   2014年3月
三浦健一郎, 橋本亮太, 橋本亮太, 藤本美智子, 山森英長, 山森英長, 安田由華, 大井一高, 梅田知美, 武田雅俊
統合失調症研究   4(1) 115   2014年3月
藤本美智子, 橋本亮太, 三浦健一郎, 山森英長, 安田由華, 大井一高, 梅田知美, 岩瀬真生, 武田雅俊
日本生物学的精神医学会誌   362   2014年
田村敦, 松延毅, 栗田昭宏, 塩谷彰浩, 清水直樹, 三浦健一郎, 和田佳郎
Equilib Res   72(5) 413   2013年10月
松田圭司, 河野憲二, 三浦健一郎
電子情報通信学会技術研究報告   113(216(HIP2013 49-59)) 11-16   2013年9月
山本哲也, 山本洋紀, 三浦健一郎, 澤本伸克, 福山秀直, 河野憲二
Vision   25(1) 74-75   2013年1月
杉田祐子, 三浦健一郎, 小池千恵子, 荒木章之, 古川貴久, 河野憲二
日本生理学雑誌   75(1) 17-18   2013年1月
瀬戸口聖也, 三浦健一郎, 花沢明俊
電子情報通信学会技術研究報告   112(227(NC2012 36-60)) 33-37   2012年9月
三浦健一郎, 河野憲二
Clin Neurosci   30(8) 890-893   2012年8月   [依頼有り]
三浦健一郎
日本神経回路学会誌   19(2) 83-92   2012年6月   [依頼有り]
金子寛彦, 和田佳郎, 平田豊, 柴田智広, 小高泰, 松田圭司, 岩木直, 三浦健一郎, 久代恵介, 鹿内学, 疋田真一, 長谷川達央, 水科晴樹, 五島史行, 野村泰之, 村井紀彦, 松延毅, 栗田昭宏, 原田竜彦, 伊藤泰明
宇宙利用シンポジウム   28th 193-194   2012年3月
三浦 健一郎, 瀧 正勝, 花沢 明俊, 河野 憲二
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング   111(241) 5-10   2011年10月
視運動性反応は広い視野の動きによって誘発される眼球運動反応である。視覚刺激の速度のステップ状の変化で誘発される眼球運動反応から、霊長類の視運動性反応は早い立ち上がりの応答成分と緩やかな遅い応答成分の二つに分けることができる。この二つの成分の視覚応答特性の理解は、日常の視覚環境の中で私たちの視運動性反応がどのように機能するかを理解する上で重要な要素である。本研究では、ヒトの視運動性反応の開始時の眼の動きと、視運動性反応の定常状態の眼の動きを対象としてその視覚応答特性を調べる。様々な空間周波数...
三浦 健一郎, 坂戸 勇介, 河野 憲二, 小川 正
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング   111(96) 61-66   2011年6月
日常の視覚環境において、興味を惹く対象物が視野の中で動いている場合には、その対象物を見るために2種類の眼球運動が起こる。一つは対象物に視線を向ける高速で一過性の眼球運動であり、サッケードと呼ばれる。この眼球運動は対象物の像を網膜中心窩に捉えるように働く。もう一つは、対象物の像を網膜中心窩に保持し続けるように働く、ゆっくりとした滑らかな眼球運動であり、追跡眼球運動と呼ばれる。これら二つの眼球運動は、通常一つの対象物に向かって起こるが、その協調動作を実現する神経機構はまだ良くわかっていない。本...
和田佳郎, 小高泰, 松田圭司, 岩木直, 三浦健一郎, 久代恵介, 鹿内学, 柴田智広, 金子寛彦, 疋田真一, 平田豊, 長谷川達央, 水科晴樹, 五島史行
宇宙利用シンポジウム   27th 138-139   2011年3月
和田佳郎, 小高泰, 松田圭司, 岩木直, 三浦健一郎, 久代恵介, 鹿内学, 柴田智広, 金子寛彦, 疋田真一, 平田豊, 田端宏充, 長谷川達央, 水科晴樹, 五島史行, 桑田成雄
宇宙利用シンポジウム   26th 136-137   2010年3月
三浦健一郎, 稲場直子, 河野憲二
Clin Neurosci   28(1) 28-31   2010年1月   [依頼有り]
松浦 清人, 三浦 健一郎, 河野 憲二
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング   108(480) 159-164   2009年3月
色運動処理のメカニズムを調べる研究では、多くの場合、被験者ごとに等輝度点を求め、その点をもとに作成される等輝度刺激を利用している。本稿では、追従眼球運動と呼ばれる反射性眼球運動を手がかりとして、3人の被験者で生理的等輝度点を求め、その性質について調べた。得られた等輝度点には個人差があり、物理的等輝度点に近い被験者もいれば、遠い被験者もいた。また、各被験者の生理的等輝度点は刺激パターンの空間周波数にも時間周波数にも依存していなかった。
三浦 健一郎, 田端 宏充, 河野 憲二
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング   107(542) 209-214   2008年3月
追跡眼球運動の開始時の眼の動きは視標のサイズやコントラスト等の視標の画像としての性質(外的要因)、観察者が視標に向ける注意等といった文脈的要因(内的要因)の影響を受ける。本研究では異なる要因の影響を共通の方法で調べ、それぞれの要因が追跡眼球運動を起こす時の視覚一運動変換に及ぼす影響の相違点について明確にすることを目的とする。ここでは、視標のサイズとコントラストの視標の画像としての性質の影響について、またGAP注視点の消失から追跡視標の動き開始までの時間間隔)の効果と追跡視標の先行呈示の効果...
橋本 幸紀, 三浦 健一郎, 末広 和代, 河野 憲二
生体・生理工学シンポジウム論文集   16 283-286   2001年8月
小高 泰, 末広 和代, 三浦 健一郎
電子技術総合研究所彙報   63(12) 483-493   1999年12月
末広 和代, 三浦 健一郎, 小高 泰, 井上 由香, 竹村 文, 河野 憲二
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング   99(193) 17-24   1999年7月
本研究では、追跡眼球運動が背景の瞬間的な動きに対しておこる眼球運動に及ぼす影響を人において調べた。被験者が左右いずれかの方向に20^O/sで動く視標を追跡している最中に背景を瞬間的(60^O/s、40ms)に動かした時の眼球運動を測定した。被験者が静止した視標を注視している時に瞬間的に背景を動かして起こる眼球運動をコントロールとした。静止している背景の上で動く視標に対して追跡眼球運動を行っている時、背景が追跡眼球運動と同方向に瞬間的に動くと、この背景の動きに対してコントロールより大きな眼球...
三浦 健一郎, 小高 泰, 末広 和代, 河野 憲二
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング   99(193) 25-32   1999年7月
我々はこれまでの研究で追跡眼球運動中の背景の動きによる眼球運動が文脈に依存して変化するという特性を発見し、この特性を説明する一つのモデルを提案した。このモデルは対象物への視線維持のための眼球運動を生成する部分系と広視野の視覚刺激の動きによって起こる眼球運動を生成する部分系を統合して全体系が構成され、後者の部分系のゲインが前者の部分系の出力によって制御されるというものであった。本研究では、最初に広視野の視覚刺激の動きによって起こる眼球運動を生成する部分系を改良し、新たな全体系を構成する。次に...
小高 泰, 三浦 健一郎, 末広 和代, 竹村 文, 井上 由香, 河野 憲二
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング   99(193) 33-40   1999年7月
追従眼球運動は、外界の動きに対して短潜時で起こる眼球運動である。この眼球運動は、網膜上における外界の像のぶれを最小にし、安定した視界を確保するのに役立っている。一方、動いている視標を網膜の中央で捉え続ける追跡眼球運動がある。追跡眼球運動中は、追跡対象となる視標は中心窩付近に保持されているが、それ以外の網膜像は、視線が動く結果として、網膜上を視線の動きとは反対方向に動く。この網膜像に対して生じた追従眼球運動は、その時に行っている追跡眼球運動を止めてしまう方向に起き、スムーズな視標の追跡が困難...
三浦 健一郎, 小高 泰, 末広 和代, 竹村 文, 井上 由香, 河野 憲二
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング   98(401) 89-96   1998年11月
本研究では、背景刺激が存在する中で注視および円滑追跡眼球運動を行っている時の眼球運動を調べた実験結果からの示唆に基づいて、背景刺激が存在する中で、ターゲットの注視・追跡時の眼球運動を再現する一つの仮説的なモデルを構成し、そのメカニズムについて考察する。このモデルはトータルな眼球運動が視野の広い範囲の動きによって引き起こされる眼球運動成分とターゲットに視線を向けようとする眼球運動成分の合成として定式化される。このモデルは、先に行われた実験結果から得られる特徴的な現象である、背景刺激の動きによ...
三浦 健一郎, 小高 泰, 末広 和代, 竹村 文, 井上 由香, 河野 憲二
電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス   98(400) 87-94   1998年11月
本研究では、背景刺激が存在する中で注視および円滑追跡眼球運動を行っている時の眼球運動を調べた実験結果からの示唆に基づいて、背景刺激が存在する中で、ターゲットの注視・追跡時の眼球運動を再現する一つの仮説的なモデルを構成し、そのメカニズムについて考察する。このモデルはトータルな眼球運動が視野の広い範囲の動きによって引き起こされる眼球運動成分とターゲットに視線を向けようとする眼球運動成分の合成として定式化される。このモデルは、先に行われた実験結果から得られる特徴的な現象である、背景刺激の動きによ...
小高 泰, 三浦 健一郎, 井上 由香, 竹村 文, 末広 和代, 河野 憲二
生体・生理工学シンポジウム論文集   13 241-244   1998年9月
三浦 健一郎, 永野 俊
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング   97(624) 249-256   1998年3月
自己の身体と外界の物体が同時に動くような状況では運動物体の網膜投影像だけでなく静止物体の網膜投影像も同時に動くことになる。それにもかかわらず我々は実際に運動する物体を検出できる。本論文では、この運動物体検出機能の神経メカニズムに対し、自己組織的機能形成の可能性を考慮して計算モデルを提案する。最初に運動物体検出のための新しい評価基準を提案し、その評価基準を用いることによりモデルを構成する。また、数値実験によってモデルの動作が所期のものであることを確認した。ここで提案するモデルは実際の神経系に...
漆原 和加子, 三浦 健一郎, 永野 俊
日本神経回路学会全国大会講演論文集 = Annual conference of Japanese Neural Network Society   8 127-128   1997年11月
三浦 健一郎, 永野 俊
日本神経回路学会全国大会講演論文集 = Annual conference of Japanese Neural Network Society   8 131-132   1997年11月
三浦 健一郎, 漆原 和加子, 永野 俊
生体・生理工学シンポジウム論文集   12 13-16   1997年9月
漆原 和加子, 三浦 健一郎, 永野 俊
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング   96(584) 275-282   1997年3月
本研究では,動画像から検出される局所運動信号の時系列を用いたイメージフローフィールド推定のためのニューラルネットを提案する.このモデルは各時刻,各点で検出された局所連動検出セルの出力を時空間的に統合することによってイメージフローフィールドを計算する.本論文では最初に動画像の一般的な特性について考察する.その考察を基に計算モデルとニューラルネットワークを導く.更に,理論的解析と数値実験により動画像に対するモデルの振る舞いを解析する.
三浦 健一郎, 永野 俊
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集   1996    1996年9月
動きながら外界を観察する場合,網膜像のイメージフローには、実際に運動する物体によるフローだけでなく身体の運動によって生じる見かけのフローも含まれる.しかし,このような状態でも人間はどの物体が実際に運動しているかを瞬時に判断することができる.この知覚現象に関係する実験がいくつか行われている.これらの知見から,生体が身体の運動情報を用いて,実際に運動する物体を抽出するメカニズムを持つことが示唆される.著者らはこれまでに網膜像のイメージフローの幾何学的解析を基に,視覚系における運動物体の検出に対...
三浦 健一郎, 永野 俊
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング   95(599) 263-270   1996年3月
本論文では, 観察者の動きにより網膜全体にイメージフローが存在する特に運動物体によって引き起こされた局所速度ベクトルのみを抽出することのできる計算モデルを提案する. 最初に観察者の動きと運動物体の両方によって引き起こされたイメージフローの特性を明らかにする. 次にその特性を基にして, 運動物本によって引き起こされたイメージフローのみを抽出する計算モデルを提案する. さらに, この計算モデルに基づいたニューラルネットモデルを構成する. このイメージフローを抽出することは運動物体の位置と局所速...
三浦 健一郎, 永野 俊
電子情報通信学会総合大会講演論文集   1996(1)    1996年3月
我々が動きながら外界を観察する場合,網膜像全体に動きが生じることになる.しかし,そのような状況においても,我々は実際に動いているものと動いていないものとを瞬時に区別することができる.また,動いている物体の位置,速度ベクトルと自己の運動状態をほぼ正確に検出することができる.これまで,動視覚刺激に対する知覚現象を説明することのできるモデルがいくつか提案されているが,これらのモデルでは自己が静止している場合のみを扱っていた.しかし,眼球等,身体の全ての部位が静止している場合は希であり,一般的には...
三浦 健一郎, 永野 俊
電子情報通信学会総合大会講演論文集   1995(1)    1995年3月
視覚野に存在する運動検出器は局所的な受容野を持つことが知られている.物体の移動をこの局所的な受容野を通して検出する場合,検出された速度ベクトルは一般に物体全体の速度ベクトルとは異なる。しかし,我々は物体全体の速度ベクトルを正しく知覚することができる.従って大脳にはローカルな受容野を持つ運動検出器から得られた運動信号を統合し物体全体の速度ベクトルを計算する機構が存在すると考えられる.移動する物体が剛体の場合は点の対応関係がわかれば速度ベクトルを特定できる.しかし、対応問題を解くためには複雑な...
三浦 健一郎, 永野 俊
電子情報通信学会秋季大会講演論文集   1994 444-445   1994年9月
大脳にはローカルな運動検出器により険出した多様な速度ベクトルを剛体毎に統合し,実際の動きを正しく知覚するメカニズムが存在すると考えられる.本研究ではローカルに検出された運動を統合し,剛体全体の動きを正しく検出するニューラルネットワークを提案する.過去に我々の一人が点刺激の移動を検出できるモデルを提案した.このモデルは動く点刺激に対して一つの方向かつ一つの速度に対して選択的に応答する.このモデルを2次元空間に配置することによって可能性のある点の移動を全て検出し,それらの情報を統合することによ...
三浦 健一郎, 倉田 耕治, 永野 俊
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング   93(537) 85-92   1994年3月
本論文では、最初に著者の一人が過去に提案した運動方向、速度選択モデルのパラメ-タとその動作の関係を数学的に解析する。さらに、その解析結果をもとにモデルが速度選択性を獲得できる学習ル-ルを提案する。ここで提案する学習ル-ルは単純であり、ロ-カルな情報のみを用いて記述されているので、実際の神経系にその存在を仮定しても不自然ではないと思われる。また、コンピュ-タシミュレ-ションにより、その学習ル-ルを用いて基本モデルが入力刺激の速度に対する選択性を自己形成できることを示す。
森田健太郎、三浦健一郎、藤本美智子、山森英長、安田由華、笠井清登、橋本亮太
第11回日本統合失調症学会   6(1) 109   2016年3月

講演・口頭発表等

 
眼球運動の生理的基礎 [招待有り]
三浦健一郎
精神疾患バイオマーカーとしての眼球運動研究の展望   2017年4月16日   
眼の動きを計測して脳とこころの健康を知る [招待有り]
三浦健一郎
知の拠点あいち重点研究プロジェクト公開シンポジウム「眼球運動の神経基盤と社会実装」   2017年3月14日   
眼球運動を利用して臨界融合頻度を推定する
三浦健一郎
第12回空間認知と運動制御研究会   2017年2月24日   
眼の動きでこころの健康を測る [招待有り]
三浦健一郎
デジタルヘルス・シンポジウム「医薬×ICT」のフロンティア スマート創薬のイノベーション・技術展望   2016年6月24日   
霊長類と齧歯類の視覚情報処理の類似と相違 ー視運動性反応の研究からー [招待有り]
三浦健一郎
生理学研究所セミナー   2016年1月15日   
眼で測るこころの健康 -精神疾患の診断支援技術の研究から- [招待有り]
三浦健一郎
武田薬品工業・京都大学医学部附属病院合同シンポジウム、日本におけるデジタルヘルス ―現状と将来展望―   2015年12月4日   
眼球運動を用いた統合失調症の客観的補助診断法 [招待有り]
三浦健一郎
第45回日本神経精神薬理学会、第37回日本生物学的精神医学会合同年会シンポジウム「精神疾患における客観的診断法の最前線」   2015年9月26日   
Visual control of eye movements in mice: the optokinetic response [招待有り]
三浦健一郎
日本神経回路学会時限研究会「眼球運動を制御する小脳中枢機構の理解へのデータ駆動型アプローチ」   2015年8月1日   
統合失調症における眼球運動の異常 [招待有り]
三浦健一郎
名古屋大学医学研究科 基盤医学特論   2015年2月   
眼球運動からわかる脳機能の仕組みとその臨床応用 [招待有り]
三浦健一郎
東海医学会例会   2015年1月   
眼球運動と視覚認知機能:霊長類認知ゲノミクスへの応用 [招待有り]
三浦健一郎
霊長類認知ゲノミクスキックオフワークショップ   2013年9月   
大脳皮質MT/MST野の活動は動く視覚刺激のフーリエ成分に依存する [招待有り]
三浦健一郎
生理学研究所研究会「視知覚の現象・機能・メカニズム-生理学的、心理物理学的、計算論的アプローチ」   2013年9月   
眼球運動-基礎研究から臨床応用まで- [招待有り]
三浦健一郎
奈良県立医科大学 特別講演   2013年6月   
眼球運動の制御に影響を及ぼす認知的要因-精神疾患への応用- [招待有り]
三浦健一郎
大阪大学医学研究科統合失調症勉強会   2012年10月   
MT/MST野ニューロンによる視覚運動情報の表現 [招待有り]
三浦健一郎
産業技術総合研究所セミナー   2012年6月   
視覚像の動きを解析する仕組みと眼の動きの制御 [招待有り]
三浦健一郎
筑波大学コンピュータサイエンス専攻ICTソリューションセミナー   2012年6月   
大脳皮質MST野における視覚運動検出と追従眼球運動 [招待有り]
三浦健一郎
産業技術総合研究所セミナー   2010年8月   
視覚運動検出と追従眼球運動の制御 [招待有り]
三浦健一郎
電気関係学会東海支部連合大会シンポジウム   2010年8月   
Visual motion processing for ocular following responses in area MST of monkeys [招待有り]
三浦健一郎
Okazaki International mini-symposium: Neural control of eye and hand movements   2009年11月   

競争的資金等の研究課題

 
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2015年 - 2017年    代表者: 三浦 健一郎
文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C))
研究期間: 2011年 - 2014年    代表者: 三浦健一郎
文部科学省: 科学研究費補助金(若手研究(B))
研究期間: 2008年 - 2009年    代表者: 三浦健一郎
私たちが「良く見る」ことができるのは、眼の動き(眼球運動)が巧みに調節されているからである。本研究では、視覚刺激の動きで誘発される眼球運動反射を対象とし、その眼球運動反射の制御に関係する運動調節機構について調べた。見ている対象物が、静止しているか動いているかに応じて眼球運動の大きさが異なること等、時々刻々の状況に応じて運動を適切に調節するメカニズムについて、その理解を促進する数多くの所見を得た。
文部科学省: 科学研究費補助金(若手研究(B))
研究期間: 2005年 - 2007年    代表者: 三浦健一郎
本研究は、視覚的注意が運動視の情報処理に影響を与える時のメカニズムについて視覚誘導性眼球運動を調べることで明らかにしようとするものである。本年度ではこれまでの結果を再現するモデル構築および理解をさらに進めるための実験を行った。モデル構築の研究では、追跡眼球運動発現の制御システムモデルを構築し、視覚刺激の動きの信号が視覚的注意によって増大するという考え方でこれまでの結果を説明できることがわかった。また実験的研究においては、追跡眼球運動を対象とした実験において、受動的注意の効果が現れるまでに数...
文部科学省: 科学研究費補助金(学術創成研究費)
研究期間: 2004年 - 2008年    代表者: 河野憲二
様々な動く視覚刺激を呈示したときに起こる眼の動き-視覚的眼球運動-のために脳が行っている情報処理のプロセスを、ヒト、サル、ネズミを対象とした行動実験とサルの脳からのニューロン活動記録実験により調べた。いずれの動物種でも視覚系は時空間フィルター的性質を持っていて、網膜から入った視覚刺激はフーリエ変換され、運動が検出され、その最大振幅をもつ調波によって視覚的眼球運動がドライブされることがわかった。