2016年4月 - 2020年3月
「独り暮らし」高齢者の在宅死を可能にする訪問看護モデルの有効性の検証
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
高齢者は自宅で最期を迎えたいと希望するものが多いが、高齢者の独り暮らしが多い現状も加わり、自宅で最期を迎えることは難しい現状にある。今後、高齢者の独り暮らしの増加を鑑み、最期の療養場所として、高齢者が自宅で最期を迎えたいと希望したときには、選択肢の一つになるよう支援を検討したいと考えた。そこで、「独り暮らし」高齢者の在宅での看取りを経験した訪問看護師へのインタビューから「独り暮らし」高齢者の在宅死を可能にする訪問看護モデルを作成し、エキスパートによるフォーカスグループインタビューやデルファイ法による訪問看護モデルの精錬を行ってきた。平成30年度の7月には訪問看護認定看護師や在宅看護専門看護師等に実施したデルファイ法による調査結果を在宅ケア学会に発表した。
平成30年度は訪問看護モデルの検証研究に用いる、研究協力者の条件、データ収集内容と方法、評価項目、分析方法等考案した。その結果、研究協力者である訪問看護師の負担が大きいことが明確になり、実現可能性を考え、縁故法で研究協力の依頼をすることにした。そして、正確な情報を得るためには研究協力看護師に研修が必要と考えた。
平成30年度.令和元年度は、本研究で作成された「独り暮らし」の在宅死を可能にする訪問看護モデルの有効性を検証する。研究分担者を含めた各大学の倫理委員会の研究計画書の承認を待って研究に着手した。人生の最終段階にある「独り暮らし」高齢者を訪問看護しているステーションに依頼し、承諾が得られたステーションに研究の主旨とデータ収集の方法についてシミュレーションを用いた研修を行い、正確なデータ収集ができるようにした。データ収集を令和元年10月まで継続予定である。
平成30年度は訪問看護モデルの検証研究に用いる、研究協力者の条件、データ収集内容と方法、評価項目、分析方法等考案した。その結果、研究協力者である訪問看護師の負担が大きいことが明確になり、実現可能性を考え、縁故法で研究協力の依頼をすることにした。そして、正確な情報を得るためには研究協力看護師に研修が必要と考えた。
平成30年度.令和元年度は、本研究で作成された「独り暮らし」の在宅死を可能にする訪問看護モデルの有効性を検証する。研究分担者を含めた各大学の倫理委員会の研究計画書の承認を待って研究に着手した。人生の最終段階にある「独り暮らし」高齢者を訪問看護しているステーションに依頼し、承諾が得られたステーションに研究の主旨とデータ収集の方法についてシミュレーションを用いた研修を行い、正確なデータ収集ができるようにした。データ収集を令和元年10月まで継続予定である。
- ID情報
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- 課題番号 : 16H05600
- 体系的課題番号 : JP16H05600
この研究課題の成果一覧
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講演・口頭発表等
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日本老年看護学会第25回学術集会 2020年6月