MISC

2009年3月4日

ヒトの生理的等輝度点は刺激の時空間周波数に依存しない

電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング
  • 松浦清人
  • ,
  • 三浦健一郎
  • ,
  • 河野憲二

108
480
開始ページ
159
終了ページ
164
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
社団法人電子情報通信学会

色運動処理のメカニズムを調べる研究では、多くの場合、被験者ごとに等輝度点を求め、その点をもとに作成される等輝度刺激を利用している。本稿では、追従眼球運動と呼ばれる反射性眼球運動を手がかりとして、3人の被験者で生理的等輝度点を求め、その性質について調べた。得られた等輝度点には個人差があり、物理的等輝度点に近い被験者もいれば、遠い被験者もいた。また、各被験者の生理的等輝度点は刺激パターンの空間周波数にも時間周波数にも依存していなかった。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110007324970
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10091178
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110007324970
  • CiNii Books ID : AN10091178

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