基本情報

所属
神戸松蔭女子学院大学 文学部英語学科 教授
学位
文学士(1984年3月 上智大学)
文学修士(1986年3月 上智大学大学院)
哲学博士(1995年12月 ペンシルバニア大学大学院)

研究者番号
40263636
J-GLOBAL ID
200901071632497574
researchmap会員ID
6000013860

学部時代に言語変化と言語変異の面白さに目覚め、以来30年近くずっとかかりきりです。修士では沖縄市郊外で進行中の音変化を追い、その後東京方言のら抜き言葉の分析に熱中し、博士論文では東京方言の格助詞「を」のバリエーションを取り上げました。このテーマは、その後第2言語話者の言語変異に発展しました。2004年のある夜にネットサーフィンで国会会議録の大いなる可能性に気付いてから、何かと国会会議録を使うことが多くなりました。 いずれも今でも興味を持っているトピックですが、現在頭の中心を占めているのは、国語研の岡崎敬語調査のデータ分析と、法令に見られる言語変異の分析です。前者は半世紀にわたる敬語と敬語意識の変化をどう捉えるかが興味の中心で、パネルサンプルとトレンドサンプル2種類のデータから、何が言えそうかをあれこれと考えています。後者は「究極の書き言葉である法令にも言語変異が存在する」という事実に対する単純な驚きがその出発点です。 言語変化と変異の問題は、未だに飽きることがありません。増える一方の国会会議録のように、言語変化と変異に対する興味と驚きは増す一方です。

主要な論文

  73

主要なMISC

  14

主要な書籍等出版物

  17

講演・口頭発表等

  80

共同研究・競争的資金等の研究課題

  27

学術貢献活動

  33

社会貢献活動

  1

メディア報道

  5