2003年4月
透析者における難治性続発性副甲状腺機能亢進症に対するマキサカルシトール治療の多施設共同前向き研究
腎と骨代謝
- 巻
- 16
- 号
- 2
- 開始ページ
- 189
- 終了ページ
- 194
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- (株)日本メディカルセンター
経口ビタミンD治療に抵抗性の副甲状腺機能亢進症を併発した透析患者に,マキシカルシトール間欠的大量静注療法を行う前向き研究を行った.マキサカルシトール治療に伴って,intact PTHは時間依存性に低下した.bAPも速やかに低下した.intact OCは一過性に上昇した後に低下傾向を示した.血清カルシウム濃度は明らかに上昇した.リン濃度は変わらなかった.高カルシウム血症,痒み以外の明らかな副作用は認められなかった
- ID情報
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- ISSN : 0914-5265
- 医中誌Web ID : 2003207137