2014年4月 - 2019年3月
メロン遺伝資源を活用した日持ち性に関する分子生物学的解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
日持ち性の良いメロン遺伝資源について生理的特徴を把握し、その形質の遺伝様式や関連遺伝子を調査した。1)B2はエチレン生成能を持つがエチレン依存的軟化が緩慢で、Cm-PG1よびCm-EXP5の発現抑制が関連していた。春系3号との交配後代においてこの形質は優性を示した。2) ハニーデューはエチレン生成能が欠損しており、シャランテとの交配後代においてこの形質と連鎖した領域が見出された。3)ハミウリでは、シャランテとの交配後代においてエチレン生成能の欠損系統とエチレン依存的軟化の欠損系統が見つかった。いずれも劣性であり、シャランテへの戻し交配を繰返しこの形質を持つ系統がBC4F2世代まで選抜された。
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- 課題番号 : 26292018
- 体系的課題番号 : JP26292018